事業・施設概要
| 都道府県 | 三重県 | 経営主体 | 鳥羽市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 16,250人 |
| 現在給水人口 | 16,237人 | 給水区域面積 | 10,734ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、100%を上回っており、単年度収支としては黒字となっている。令和2年度以降、回復傾向にあったが、令和6年度決算においては低下する結果となった。主な要因としては、人口減少等に伴い家事用の有収水量が減少していることである。流動比率は、全国平均よりも良好で資金繰りが安定しており、企業債残高対給水収益比率も低い水準であることから財政に弾力性がある状態といえる。なお、料金回収率は100%を上回っていることから、料金水準としては適切に設定されているが、給水原価が平均値に比して高く、施設利用率が低い状況であるなど経営効率という点では改善の余地が残る。有収率は、令和5年度と比較して大幅に低下している。これは、大規模な漏水が発生したことや、修繕工事が増えたことに伴う洗管作業によるものである。
老朽化の状況について
本市の水道は、起伏に富んだ地形的特徴のため、複雑な送配水系統となっているが、これらの多くは昭和40年代から60年代に整備されたものである。施設を安定多岐に稼働させるためには、日常的なメンテナンスに加え、計画的な更新や大規模修繕などの長寿命化を図る必要がある。また、管路については、他の水道事業体と同様に更新率が課題となっている。防災の観点から重要な管路や地理的に災害時の影響が大きい地域での耐震化を進めるなど、優先順位をつけて対応している。
全体総括
現在の経営状況は良好であるといえるが、複雑な施設配置や、観光需要に対応するための施設規模であるという本市特有の事情により、維持等にかかる経費等は多く、健全な事業経営を進めるためにアセットマネジメントを策定した。今後も財政状況を踏まえながら、耐震管整備や施設の整備を計画的に行い、災害等に強い水道を目指していく。
経営状況
収支構造
総額11.1億円
総額10.1億円