事業・施設概要
| 都道府県 | 愛知県 | 経営主体 | 西尾市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A2 | 行政区域内人口 | 170,228人 |
| 現在給水人口 | 169,762人 | 給水区域面積 | 13,488ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
令和4年度の西尾市においては、①経常収支比率は類似団体平均を下回っており、水需要の減少に伴う給水収益の減少により悪化していくと考えられるため、今後はより一層経営の効率化に努める必要がある。欠損金は発生していないため、②累積欠損金比率は0%である。③流動比率は類似団体平均を上回り、負債(支払わなければならないお金)に対して、5.3倍の資産(支払いに充てることができるお金)を保有している事が言える。④企業債残高対給水収益比率は類似団体平均を下回り、資金調達の際に企業債の依存度が低く、自己資金調達の度合いが高い状況である。⑤料金回収率は前年度より大幅に減少した。物価高騰の支援策として料金を減免したことによる給水収益の減少によるものである。⑥給水原価は類似団体平均を下回り、給水に係る費用が少なく抑えられており、この数年安定している。⑦施設利用率は平成29年度に配水能力を見直ししたことにより増加し、施設を有効に利用していると言える。⑧有収率が前年度比0.84ポイント減少した要因は、大きな漏水が何箇所かあったためである。
老朽化の状況について
令和4年度の西尾市においては、①有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回り、保有資産の老朽化の度合いが低い状況である。②管路経年化率は類似団体平均とほぼ同じであり、法定耐用年数40年を経過した管路が多く、老朽化が進んでいる。③管路更新率は類似団体平均を下回り、管路更新延長を増やす必要がある。これらのことを参考にし、西尾市として漏水防止と安定給水を図るため、更新投資を増やして老朽管の更新工事を促進する必要がある。
全体総括
西尾市水道事業は、現在は良好な経営成績であるが、主たる収入である給水収益は、企業や一般家庭の節水意識の浸透と節水型機器の普及等により、近年は減少傾向にある。また、支出においても、重要管路の耐震化、老朽化した管路や施設の計画的更新等、今後も多大な投資を予定している。今後は、「西尾市水道ビジョン令和4(2022)年度改訂版」に沿って、設備や管路の長寿命化を図るとともに、料金の適正化を含めた財源の確保により財政のバランスを図り、健全経営の維持に努めていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額32.2億円
総額29.5億円