静岡県藤枝市:特定環境保全公共下水道の経営状況(2023年度)
静岡県藤枝市が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
当市の下水道事業は、令和2年度に公営企業会計へ移行したため、令和元年度のデータはない。①⑤経常収支比率は、安定して100%を上回っているが経費回収率比率は79.5%で100%を大きく下回っている。使用料以外の収入で汚水処理費を賄っていることを意味するため、適正な使用料の検討及び必要経費の見直しを図る必要がある。②累積欠損金比率は、0%となっているが、今後、使用料収入の減少及び施設・管渠の老朽化に伴う維持管理費の増加が見込まれる。使用料の適正化及び施設・管渠の適正な更新、修繕が課題となる。③流動比率は、前年度から上昇しているが類似団体平均値と比べ低い数値となっている。自己資金だけでなく企業債発行や一般会計繰入金により賄っている。流動負債は主に企業債償還が占めているため、減少させることはできないが、主に現金が占める流動資産を増加させるために適正な使用料の検討が必要である。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値を大きく上回っているが借入額は減少傾向であるため、今後は低下していくと考える。⑥汚水処理原価は前年度に続いて類似団体平均値より下回っている。今後、有収水量は減少が見込まれており、汚水処理費を減少させるため、効率的な維持管理が必要となる。⑦処理能力に対し特環地区の処理水量の割合が低いため、類似団体平均値を大きく下回っている。⑧水洗化率は、類似団体平均値を下回っている。接続促進活動を継続し水洗化率の向上を図る必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は令和2年度に公営企業会計へ移行したため、類似団体平均値よりも低い数値となっている。②③管渠老朽化率及び管渠改善率は当市の特定環境保全公共下水道事業が平成10年度から整備されているため、現在は0%となっている。老朽化率については、管渠の耐用年数に達するまでの今後25年程度は0%で推移する見込み。管渠改善率については、耐用年数に関わらず修繕、改築が必要となる可能性はあるが低い数値で推移していくと考えられる。今後は老朽化に伴い、修繕、改築等にかかる費用が大きくなることが考えられるため、財源の確保を適切に行い、計画的な改築更新を行う必要がある。
全体総括
当市の特定環境保全公共下水道事業は供用開始から25年と比較的新しい事業であるため、現時点では維持管理にかかるコストは低い状態にある。今後は老朽化に伴い、修繕を含む維持管理にかかる費用が必要となる。財源は経費回収率の低さに表れているように、使用料以外の収入で賄われている。流動比率が低いことからも不安定な経営状況となっている。処理施設については公共下水道と同一施設で処理しており、更新や改築を含めた維持管理に多額の費用が必要となる。今後は管渠・施設の老朽化に伴う更新工事や人口減少に伴う使用料収入の減少が見込まれる。適正な使用料の検討、効率的な管渠・施設の更新により安定した下水道事業の運営に努める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の藤枝市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。