事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 白馬村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 8,556人 |
| 現在給水人口 | 8,445人 | 給水区域面積 | 2,280ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
本村の「経常収支比率」は継続して100%を上回っており、黒字経営となっています。累積欠損金の計上はなく、「流動比率」は高い水準にあり、企業債残高も減少しているため、現状は安定した経営下にあるといえます。「料金回収率」も100%を上回っており、安定した数値でありますが、動力費や修繕費等の諸費用の上昇による「給水原価」の上昇が憂慮すべきものとなっています。一方で、「施設利用率」と「有収率」が類似団体平均値を下回っています。前者については、観光地の特性である一時的な水需要の増大に対応可能な施設を有していることが要因です。後者は管路の老朽化や震災(H26)の影響により慢性的な漏水が継続しているものと思われます。将来を見据えた施設のダウンサイジングや、管路更新を計画的に進める必要があると考えます。
老朽化の状況について
平成4年度から8年度にかけて老朽管布設替え工事を行って以降、大規模な更新工事を行っておらず、平成26年の震災復旧事業の影響もあり、施設更新を先送りしてきた経過があります。施設の老朽化を表す「有形固定資産減価償却率」と「管路経年化率」はいずれも高い数値で、全般的に施設の老朽化が進んでいる状況です。一方、「管路更新率」は継続して平均値を下回っているものの、近年は毎年、老朽管の布設替え工事を行っていることから、「管路更新率」は年々上昇しています。
全体総括
現状、財政状況は類似団体との比較においては健全経営を維持していますが、老朽化対策と有収率の向上が大きな課題となっています。今後、人口減少による収入減少も予想されるため、料金改定を視野に入れた経営改善により財源を確保した上で、管路更新を計画的に行い、施設の強靭化と有収率の向上を図る必要があります。
経営状況
収支構造
総額3.2億円
総額2.4億円