事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 白馬村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 8,452人 |
| 現在給水人口 | 8,328人 | 給水区域面積 | 2,280ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
本村の「経常収支比率」は継続して100%を上回っており、黒字経営となっています。累積欠損金の計上はなく、「流動比率」は高い水準にあり、企業債残高も減少しているため、現状は安定した経営下にあるといえます。「料金回収率」も100%を上回っており、安定した数値でありますが、燃料、動力費等の諸費用の上昇による「給水原価」の上昇が憂慮すべきものとなっています。一方で、「施設利用率」と「有収率」が類似団体平均値を下回っており、前者については、観光地の特性である一時的な水需要の増大に対応可能な施設を有していることが要因となっており、後者は震災の影響による慢性的漏水が継続しているものと思われます。将来を見据えた施設のダウンサイジングや、管路更新を計画的に進める必要があると考えます。
老朽化の状況について
平成4年度から8年度にかけて老朽管布設替工事を行って以降、大規模な更新を行っておらず、平成26年度の震災復旧事業の影響もあり、施設更新が進まずに経年劣化が進行している状況にあります。今後、漏水調査や重要管路等の選定を行い、優先順位をつけて効率的な管路更新を行う必要があると考えます。
全体総括
現状、財政状況は類似団体との比較においても健全経営を維持しているが、「有収率」と「管路更新率」の低さから、老朽化対策等が不十分であることが懸念されます。今後、人口減少による収入減少も見込まれるため、料金改定も視野に入れた経営改善により、財源確保の上で管路更新を計画的に行い、設備の強靭化と漏水防止による有収率の向上を図る必要があります。
経営状況
収支構造
総額2.9億円
総額2.2億円