長野県白馬村:農業集落排水の経営状況(最新・2024年度)
長野県白馬村が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
「経常収支比率」は、健全経営の指標となる100%を超えていますが、総収益に対する一般会計繰入金の比率は53%であり、当地域は加入の増加や使用量の増加が困難な地域であることから、料金改定を行わないかぎり大幅な増収は見込めない状況です。「流動比率」は100%を下回っており、一年以内に支払うべき債務に対して、一年以内に現金化できる資産が不足している状況です。企業債償還時の資金不足に備え、減債積立金への積み立てを進めていきます。「企業債残高対事業規模比率」については、類似団体平均を大きく上回っています。償還のピークは過ぎたものの令和15年度まで償還期間を残していることから、緩やかな減少が続くこととなります。「汚水処理原価」は、地方公営企業法適用前と同程度の水準となっています。維持管理の効率化による更なる経費削減が重要であると考えておりますが、事業規模が小さいこともあり、抜本的な解決策が見いだせない状況にあります。「経費回収率」、「施設利用率」、「水洗化率」についても、地方公営企業法適用前と同程度の水準となっています。前述のとおり、人口増加や新規加入の増加が困難であるため、頭打ちの状況です。「経費回収率」の改善には、料金の改定を視野に入れる必要があるものと考えます。
老朽化の状況について
当事業区域の供用開始は平成16年度のため老朽化率が低く、処理施設も健全な状態にあります。また、平成26年発生の地震災害により管渠延長の約1割が被災し、復旧工事を行ったことも要因となっています。
全体総括
当該事業区域は、白馬村の中でも山間部に位置しており、人口増加等が困難であるため、サービス需要の増加及び使用料収入の増加は見込めない状況にあります。今後も一般会計からの繰入金に依存する体質は変わらず、物価高騰による営業費用の増加も影響し、将来企業債の償還が終わっても使用料収入のみで現状の施設維持管理費を賄うことはできないものと予想されます。公共下水道への統廃合をすべきですが、地理的な問題もあり、経営改善は容易ではありません。施設の老朽化や人材確保については、喫緊の課題ではありませんが、事業の継続要否そのものの検討が必要と考えられます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の白馬村リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。