長野県上松町の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
長引く景気の低迷による個人・法人関係の減収などから0.28と類似団体平均を下回っている。今後も徴収率向上を目指し徴収業務の強化により歳入確保に努めると共に、緊急に必要な事業を峻別し投資的経費を抑制する等、歳出削減に取り組むことにより財政の健全化を図る。
財政構造の弾力性
経常的経費について事務費、人件費については削減傾向で進めてきているが、下水道会計への繰出し金の増加に伴い比率が上昇している。また、総予算的にみても歳出の削減について努力している中で大きな投資的事業を抑制していることも経常収支比率の上昇の原因となっているものと考える。今後も事務事業、人件費についても更なる見直しを徹底し、義務的経費の削減に努める。
人件費・物件費等の状況
類似団体平均とほぼ同水準であるが、今後も定員管理の適正化、物件費についても見直し等行い更なる抑制を図る。
給与水準(国との比較)
類似団体平均水準である。定員管理、給与水準について適正化に努める。
定員管理の状況
類似団体平均を3人ほど上回っている。ゴミ収集業務、学校給食関係など民間委託とし定員管理の適正化を実施。過疎化の山間部に位置することで人的確保も必要ではあるが、今後とも適正な定員管理に努める。
公債費負担の状況
類似団体平均と同水準である。起債の抑制を進めてきた成果ではあり、今後、公民館の改修など大きな事業計画はあるが、計画的な事業展開をし引き続き起債新規発行については抑制を進める。
将来負担の状況
公共下水道事業及び簡易水道統合整備事業と大きな起債事業が重なりいわゆる借金が最ピークとなっていることから類似団体平均値を大きく上回っている。平成19年度からの補償金免除繰上償還制度及び平成22年度での任意繰上償還により平成22年度では減少傾向となった。今後においても予算に余力があるときは、減債基金積立及び繰上償還など積極的に行う。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
類似団体平均と比較すると23.5%と若干ではあるが低くなっている。今後も引き続き人件費関係経費全体について抑制に努める。
物件費
昨年度までは若干ではあるが類似団体平均値を上回っていたが本年度は同水準となった。ゴミ収集、学校給食などの民間委託や指定管理者制度の定着や、消耗品の一元管理によるコストの削減が図られた。今後も消耗品の一元化をはじめコストの削減に努める。
扶助費
類似団体平均と比較して2.3%であり下回っている。今後とも資格審査等の適正化に努め、上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。
その他
下水道事業への繰出し金の増加が主な要因である。償還のピークが平成24年度であり、以降は減少していくものと思われるが、終末処理場をはじめ、当町地形がら、ポンプアップ施設が多くこういった施設の老朽化対策が今後の問題となる。料金改定も検討の余地として残されているが、現状としては加入促進を最優先としたいことから先送り課題となっている。公営企業会計及び各特別会計においても経費の削減を進めるともに独立採算の原則に立ち返った料金改定による健全化を図り普通会計の負担軽減に努める。
補助費等
類似団体平均を上回っている。各種団体への補助金については、適当な事業が行われてるかなど、事業計画、決算状況などのチェック体制を強化し不適当な事業の見直し・洗い出しを行い、補助金の削減につながるよう努める。
公債費
類似団体費金と比較して19.9%であり上回っている。償還のピークが平成26年度の見込みであり当面の上昇は覚悟しなくてはならない。大きな投資的事業は概ねとなっているところではあるが、今後公民館等の耐震改修を含めた事業が予定されている。公共施設全体の老朽化が著しくこれらの対応・対策に苦慮するところですが、急激な上昇とならいよう計画的な財政運営に努める。
公債費以外
類似団体平均水準である。引き続き適正化、スリム化を進め経常経費については削減に努める。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
財政調整基金については、余力分で積立を実施。実質収支については減少傾向である。実質単年度収支については、任意での繰上償還があったことで大幅な上昇をとなっている。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
一般会計においては、ほぼ横ばいでの推移となっている。国民健康保険特別会計においては、平成20年度から23年度までの間で経過措置を含めた税率改正を行った成果で19年度比較し黒字幅が膨らんでいる。公共下水道特別会計、水道事業会計においては大きな事業は終了しているものの施設の老朽化及び公債費の増を含め黒字幅が急激に減となっている。下水道・水道事業会計ともに料金改定等が急務の課題となっている。水道事業においては平成24年度料金改定の実施とするが、下水道事業については加入促進を優先として料金改定については先送りの課題となってしまっている。公共下水道特別会計と水道事業会計においては今後基準外繰出しの検討も必要となってくることが予想されるが、一般会計についてもそれほどの余力がなく料金改定等を考慮し財政の健全化に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
一般会計元利償還に金については、平成26年度に償還ピークを迎える。公共下水道事業については平成24年度、簡易水道事業については平成27年度が償還のピークとなる。一般会計において、臨財債の抑制をはじめ交付税算入に有利な過疎債を中心とした事業展開を行っていた関係もあり、管入公債費についても償還額と比例して上昇している。実質公債費比率については平成25年度より上昇し平成26年度以降にピークを迎える見込みでいる。今後は投資的事業を精査し地方債発行の抑制や積極的な繰上償還を実施し当該比率の抑制に努める。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
平成19年度から21年度までの補償金免除繰上償還制度の活用及び、平成22年度の任意での繰上償還の実施に伴い一般会計における地方債現在高が著しく低下させることができた。反面、下水道事業の完了と、簡易水道の統合整備事業による公営企業債が大幅に増えている。今後は可能な限り繰上償還を実施するなどの地方債残高の縮小を行うほか、財源に余力がある場合は、減債基金への積立などを行い財政の健全化に努める。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
長野県上松町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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