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地方財政ダッシュボード

長野県南牧村の財政状況(2011年度)

🏠南牧村

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2011年度)

財政力指数の分析欄

類似団体(Ⅰ-0類型人口5,000人未満・Ⅱ次、Ⅲ次産業就業人口80%未満・全国131町村)内においては比較的良好な数値を維持している。特別土地保有税の課税停止措置等により平成19年度まで減少を続けたが、その後0.30付近で安定しており、今後も0.30付近で推移していくものと予測される。留保財源の減少により、住民サービスの低下をまねかないよう事務事業の効率化を図り、併せて財政規模の適正化に努める。

経常収支比率の分析欄

平成17年3月に策定した南牧村第1次行財政改革プランの実行により、歳出の効率化と適正化を進めている結果として、70%台を堅持している。今後とも、経常経費の上昇を抑制し現行水準を維持する。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

ほぼ類似団体平均となっているが内容を分析すると、人件費において類似団体平均180,184円に対し129,467円と28.1%も下回っていることから、逆に物件費が類似団体を大きく上回っていることとなる。この要因のひとつとして中学生の海外研修事業の旅費が挙げられるが、本事業は村の独自事業として今後も継続していく予定であるので、物件費以外の人件費については今後とも計画的な定員管理と適正配置により人件費全体の上昇を抑制し、維持管理費については、大規模な修繕が必要となる前のきめ細かな対応に努め、人件費・物件費・維持補修費全体の総額として現行水準を維持していく。

ラスパイレス指数の分析欄

平成20年度に、人事配置等により類似団体平均を下回り、21年度もその水準を維持したが、22・23年度において類似団体平均を若干上回った。職員数が少ないため、変動が大きい指標であるが適正な定員管理と併せ、類似団体平均の水準を維持していく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均より4.23人少なく、適正な職員数であると考えている。しかしながら、職員数のみに固執するのではなく、職員研修等を積極的に実施することにより職員の質を向上させ、住民の満足度をより高めていく努力を絶え間なく行っていく。

実質公債費比率の分析欄

この数値も良好な水準を維持している。単年度数値の推移を見ると、21年度5.9%、22年度5.0%、23年度3.9%と、年々向上している。単年度或いは短期間に大規模な投資が生じないよう、また前述の将来負担の状況でも述べた基金の有効利用と併せ、計画的な行政運営を行い現行水準を堅持する。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率については「数値なし」となっているが、これは将来負担額を充当可能財源等が大きく上回っているためであり、実際の数値をあらわせば「-267.5」となる。今後充当可能財源等の約6割を占める充当可能基金56億円の有効活用を図りつつ、将来負担比率を正数に転じさせないよう、中長期的な視点に基づいた財政運営を行っていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)

人件費の分析欄

類似団体内順位が第2位と、経常収支比率は低く抑えられている。この要因として人口1,000人当たり職員数が類似団体平均に比べ21.5%少ないことが挙げられる。また、事業費支弁人件費を除いた人件費全体を人口一人当たりで見ると、類似団体平均に比べ28.1%下回っている。逆に事業費支弁人件費だけを見ると類似団体平均を90.7%上回っているが、人件費関係全体では22.4%抑制されており、今後も現行水準を維持していく。

物件費の分析欄

類似団体と比較して経常収支比率がかなり高い。これは財政比較分析でも述べているとおり、中学生の海外研修事業の影響が大きい。また、業務システムの積極導入による使用料・賃借料の増加も挙げられるが、これにより人件費の抑制が図られている側面もある。今後使用料等の適正化やサーバ・パソコンの更新の際の導入方法の検討等により、物件費全体の抑制を図っていく。

扶助費の分析欄

類似団体平均に比較して低い水準に抑えられている。これは福祉事務所を単独では有しておらず、生活保護費について所管していないことも要因のひとつである。

その他の分析欄

類似団体平均に比較して低い水準に抑えられているのは、繰出金の減少が主な要因である。しかしながら、今後は特に国民健康保険事業会計において、財政状況悪化に伴う赤字補填的な繰出金の増加が予想されるため、保険料の適正化を図ることなどにより、現行水準を維持していく。

補助費等の分析欄

類似団体平均に比べても低い水準に抑えられているが、これは平成16年度策定の行財政改革プランに則り、各種団体の補助の見直しを実施した成果である。今後も適切な補助金支出に努め、安易な補助・増額は行わない方針である。

公債費の分析欄

物件費とともに、類似団体平均を下回っている費目である。これは、ここ数年防災無線やCATVのデジタル化更新、保育園や小中学校などの教育施設整備などの多額な費用を要する大型事業が続いたためであるが、主な借入地方債区分は辺地対策事業債で徐々に償還が終了しつつあり、償還金額自体は逓減傾向が続くことが予測される。実質公債費比率の構成要素中、公債費充当一般財源に対して基準財政需要額算入額が90.2%を占めていることから、交付税措置率の高い地方債を発行していることが分かり、経常収支比率の高さほどの懸念材料ではないと考えるが、臨時財政対策債は金利抑制と繰上償還の観点から民間資金としており、これらの積極的な繰上償還により後年に亘る公債費負担対策を実施していく。

公債費以外の分析欄

類似団体平均に比較して低い水準に抑えられているのは、人件費の経常収支比率が低く抑えられていることが主な要因である。今後は、経常収支比率の高い物件費の抑制を図りながら、現行水準を維持していく。

実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)

分析欄

財政調整基金残高自体は増加しているが、僅かな増加額であるため、標準財政規模の影響により、比率が増減している状況である。また、実質収支額においては赤字がないため、すべてプラスの比較的安定した数値となっているが、実質単年度収支については、単年度収支額や繰上償還金の有無等により、比率の増減が大きくなっており、特に平成21年度においては単年度収支額の影響により、比率がマイナスとなっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)

分析欄

平成23年度まで、すべての会計において赤字額は発生していない。

実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

元利償還金については、平成20年度に行った繰上償還や、新たな起債発行額の減少等により、ここ数年減少を続けていたが、平成23年度は大型事業における元金償還開始等の影響から、増加に転じている。元利償還金の増加額に対し、交付税算入公債費等の増加額が多いため、実質公債費比率の分子が減少しているが、これは、交付税措置率の高い地方債を新規借入しているためである。

将来負担比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

繰上償還や新たな起債発行額の減少等により、地方債の現在高が減少しており、将来負担額全体を押し下げる要因となっている。その一方で、基金の新規積立により充当可能基金が増加しており、基準財政需要額算入見込額の減少分と相殺されている。これらのことが、将来負担比率の分子の減少に繋がっている。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,