事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 佐久市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 小規模集合排水処理 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | I2 |
| 行政区域内人口 | 99,616人 | 現在処理区域内人口 | 58人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 50人 | 現在処理区域面積 | 1ha |
| 晴天時現在処理能力 | 14m³/日 | 下水管布設延長 | 1km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益で費用をどの程度賄えているか表す①経常収支比率は、直近のH27年度が62.25%で100%を下回っているため、この事業のみで把握すると経営難であることが伺える。1年以内に支払うべき債務に対して、支払うことができる現金等がある状況を示す③流動比率からも100%を大きく下回り、直近のH27年度は△8.81%のため、この事業のみによる短期的な債務に対する支払い能力は厳しい。料金収入に対する企業債残高の割合を示す④企業債残高対事業規模比率は、4,750.38%で、この数値からも事業のみによる経営負担の大きいことが伺える。使用料で回収すべき経費を、どの程度使用料で賄えているか示す⑤経費回収率についても100%を下回り、この事業のみによる経営難が伺える。有収水量1㎥あたりの汚水処理に要した費用を示す⑥汚水処理原価は、H27年度が467.71円で、他事業と比べても高く、経営負担の大きいことが伺える。計画処理戸数17戸の処理施設のため、1戸あたりの有収水量が何かしらの原因で増えると、H26年度からH27年度のように⑦施設利用率が大幅に上がる。但し、今後大幅な世帯増が見込めない地区であることから、施設の遊休化は悪化する一方であると考えられる。⑧水洗化率に関しては事業区域が少数世帯区域のため、事情により1件減っただけで率が下がる。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は類似団体と比較してみても償却率は高いため、老朽化の進んでいることが推測できる。施設が老朽化することは避けられないため、法定耐用年数に合わせ、計画的な長寿命化対策が必須である。
全体総括
経常収支比率からも、赤字経営であることが伺える。詳細を確認してみても、世帯数が少ないため収益自体少なく、営業外収益の他会計補助金に頼っている面が見られる。施設はH11年築で新しいが、事業対象地区は市内1地区のみであるため、人口減に伴い施設利用率増は見込めず、運営体制のあり方を見直す必要がある。
経営状況
収支構造
総額223.1万円
総額358.4万円