簡易水道事業
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収益的収支比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について収益的収支比率は、H22からH26にかけて毎年減少しており、5年間で20%強減じたが、地方債償還金額の増加に伴い減じているものである。償還金額はH27からH32にかけてピークを迎えることから、今後5年間は、比率を上昇させることは厳しいが、経営改善に向けた取り組みが常時必要な状況である。企業債残高対事業規模比率は、平均値と比べて約3.7倍と高いが(H26)、建設工事終了に伴い地方債借入が平成23年度までとなっており、今後減少し続けていく予定である。経費回収率は平均値の69.74%に比べて18.91%と低く、汚水処理原価は平均値の248.89円に比べて672.28円と高くなっている。身延処理区の最終供用開始が平成26年6月であり、今後の接続率上昇による使用料収入の増加は見込まれるが、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減が必要である。施設利用率は平均値の49.89%に比べて21.67%と低い。今度は、接続率上昇に伴い微増していくと考えられる。水洗化率は平均値の84.73%に比べて49.79%と低く、水洗化率向上の取組が必要である。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況について管渠改善率は、平成24年度から0%となっている。角打、丸滝処理区については、平成26年度末で19年経過しており、減価償却率や管渠老朽化率を踏まえた状況把握が必要となってきている。 |
全体総括経営の健全性、効率性については平均値と比べて不良の数値であり、接続率上昇を含めた適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減、経営改善に向けた取り組みが必要な状況である。老朽化の状況については、角打、丸滝処理区について、減価償却率や管渠老朽化率を踏まえた状況把握が必要となってきている。 |
出典:
経営比較分析表
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