事業・施設概要
| 都道府県 | 富山県 | 経営主体 | 立山町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 26,660人 | 現在処理区域内人口 | 2,357人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,771人 | 現在処理区域面積 | 104ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,064m³/日 | 下水管布設延長 | 43km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は経年で見ると減少傾向にある。これは、据置期限を迎えた地方債の元金償還が開始しているためである。地方債償還金は平成28年度にピークを迎え、平成29年度以降は逓減するが、しばらくは高い水準で推移すると見込まれる。現状では費用が収益より多いが、今後も管理維持費用等の改善に取り組み、費用を小さくしていくことが必要である。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均と比較すると高い数値であるが、現在、起債予定がないため、順次、償還が完了するにつれて、類似団体平均値に近づいていくと考えられる。⑤経費回収率は類似団体平均値と比較すると非常に低い値である。これは使用料収入に対し汚水処理費が高いためである。⑥汚水処理原価も同様に、年間有収水量に対して汚水処理費が高いため、類似団体平均値と比較すると高い値を示している。⑦施設利用率について昨年度は微減しているが、これは積雪量が少なかったためであると考えられる。現在の施設の処理能力は1065㎥/日であり、昨年度の最大処理水量は859㎥/日であった。今後、水洗化率の微増が見込まれるが、現在の処理能力であれば、豪雨や豪雪による一時的な処理水量の増加にも対応でき、施設利用率は適正であると考えられる。⑧水洗化率は、増加傾向である。しかし、現在農業集落排水処理計画区域の整備は全て完了しているため、今後は呼びかけ等による水洗化率の微増はあっても、大幅な増加は見込めないと考えられる。
老朽化の状況について
立山町農業集落排水の整備開始は平成7年度であるため、現在標準耐用年数を超過している管渠は無い。そのため、現在は、管渠の更新工事は実施はしていないが、標準耐用年数を迎える前に計画的に更新工事を行なっていかなければならない。
全体総括
類似団体平均値と比較すると、⑤経費回収率の低さと⑥汚水処理原価の高さが際立っている。汚水処理原価が高くなると経費回収率の低下を招くため、汚水処理原価の改善が上記2つの指標の改善に繋がると考えられる。現在、水洗化率の増加に伴い年間有収水量も増加傾向にあるが、汚水処理原価に改善傾向が表れていないことから汚水処理費の改善が必要である。そのため、動力費や維持管理委託料の見直し等、維持管理費の改善を行い、汚水処理費削減に努め、経費回収率の改善も図る。
経営状況
収支構造
総額8,193.1万円
総額8,193.1万円