富山県富山市:富山まちなか病院の経営状況(2020年度)
富山県富山市が所管する病院事業「富山まちなか病院」について、2020年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2020年度)
地域において担っている役割
当院は、富山医療圏において不足すると予測される回復期病床を中心とした病院運営を行うものであり、市民病院をはじめとする市内急性期病院の後方連携病院として、急性期医療を終えた患者の在宅復帰に向けた回復期医療を提供することで、本市における地域包括ケアシステムを推進する役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
令和2年度は、8月から地域包括ケア病床の運用を開始したことを機に入院患者数が増え、入院収益は前年度比で148%の増収となった。この結果、医業収支比率、病床利用率など一部の指標では類似病院平均値を上回る数値となった。また、材料費対医業収益比率は、令和2年度から後発医薬品の採用に積極的に取り組んだ結果、同平均値には及ばないものの、前年度から大きく改善した。一方で、医業収益が改善しているにもかかわらず、職員給与費対医業収益比率が依然として80%を上回っており、憂慮すべき状況である。
老朽化の状況について
旧逓信病院からまちなか病院へ病院経営を引き継ぐにあたり、建物等の固定資産に関しては原則減価償却の残存価格で再計算したことから、固定資産総額は類似病院と比べて低い値となっている。その上で、まちなか病院として新たに必要な建物改修や医療機械の更新等を図ったことから、その多くが減価償却を開始して間もないものであるため、減価償却率については、類似病院と比べて低い状況にあるように映る。しかしながら、実際には建物本体は50年以上が経過しており、電気設備や空調、配管などの故障、破損も頻繁に起きており、この対応に苦慮している。
全体総括
令和2年度の経常収支は、入院収益が増収したことから前年度から132百万円の改善がみられたものの、最終的には192百万円の赤字であった。この赤字解消に向け、収入の面では、入院患者を積極的に受け入れることで入院収益を確保するとともに、ワクチン接種や健診等で訪れる方に当院のPRを積極的に行うなど外来患者数の獲得にも注力することで、更なる増収を図りたいと考えている。また、支出の面では、引き続き後発医薬品の積極的な採用に取り組むとともに、業務委託料などの経費の削減を図るなど、支出全体の抑制に努める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
富山まちなか病院の2020年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の富山市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。