群馬県太田市の財政状況(2012年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2012年度)
財政力
対前年比で0.03ポイント下降し、0.92となった。類似団体平均を0.11ポイント上回り、全国平均及び群馬県内平均を上回っている。市民税法人税割等の増により基準財政収入額が増加し、臨時財政対策債振替相当額の増により基準財政需要額が減少したため、単年度財政力指数は0.926となり0.004ポイント上昇した。しかし、3年前の単年度財政力指数1.012より低かったため、財政力指数は
財政構造の弾力性
対前年比で0.4ポイント改善し、類似団体平均より2.8ポイント高く、全国平均及び群馬県内平均を上回っている。臨時財政対策債の減により経常一般財源が減少したものの、人件費、補助費等、公債費の減少により経常経費充当一般財源も減少したことによる。引き続き定員適正化計画に基づく職員の減員に伴う人件費の削減に努めるとともに、物件費や補助費等の増加を抑制するため、スクラップ&ビルドの徹底によりコスト削減に努めていく。
人件費・物件費等の状況
対前年比で6,853円減少し、全国平均、群馬県平均を下回っているが、類似団体平均は上回っている。要因は、予防接種医師委託料の減をはじめとする委託料の減や人件費の減である。人件費については、引き続き管理職手当の減額を行うとともに適正な定数管理と組織の効率化を図り、より一層の市民参画の推進に努めている。今後は物件費についても更なる見直しを行い経費節減に努めていく。
給与水準(国との比較)
合併による給与格差の是正を行ったことが主な要因となり、ラスパイレス指数が100を超えている状況であった。また、平成23年度より、東日本大震災の復興財源確保のため、国家公務員の給与が7.8%引き下げられたことにより、ラスパイレス指数がさらに高くなっていたが、国からの給与引き下げ要望に対しては、平成25年10月から平成26年3月まで給与削減を行った。今後もより一層の給与適正化に努めていきたい。
定員管理の状況
平成18年度から始まった定員適正化計画において、10年間で400人の職員削減を掲げており、現在まで順調に成果が表れている。今後も定員適正化計画に基づき、定員管理を行っていく。
公債費負担の状況
対前年比で0.6ポイント改善し、全国平均及び群馬県内平均を下回り、類似団体とほぼ同程度となっている。改善した要因としては、標準財政規模の増加のほか、災害復旧費等に係る基準財政需要額算入見込額の増加などがあげられる。市債現在高は減少傾向にあり、引き続き市債事業を厳選し、「償還元金を超えない市債の発行」を堅持することによって比率の抑制に努めていく。
将来負担の状況
対前年度比で5.6ポイント改善したが、類似団体及び全国平均、群馬県平均より高くなっている。改善した要因としては、職員数の減による退職手当負担見込額の減、臨財債を除く市債現在高の減、基準財政需要額算入見込額の増などがあげられる。今後も地方債の発行については、健全な財政運営のために市債事業を厳選し、「償還元金を超えない市債の発行」を堅持することで市債残高の更なる縮減に努めていく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2012年度)
人件費
人件費の経常収支比率は、対前年比で0.8ポイント改善したが、類似団体平均より2.8ポイント高く、全国平均及び群馬県平均よりも高い状況である。定数適正化計画に基づき職員数が順調に減少してきていることから、職員給は減少傾向にあるが、退職手当は今後、一時的に増加すると思われる。今後も組織機構の見直しと適正な人員配置を行いながら、引き続き人件費の抑制に努めていく。
物件費
物件費の経常収支比率は、前年と同じだった。類似団体平均よりも4.2ポイント高く、全国平均及び群馬県平均も上回っている。予防接種事業の医師委託料が増加傾向にあったが、H24は感染症の大きな流行もなく減少した。今後は、臨時・嘱託職員の適正な人員の配置並びに既存事業の業務内容の見直しなどにより経費の抑制に努めていく。
扶助費
扶助費の経常収支比率は、対前年比で0.3ポイント増えている。類似団体より0.9ポイント低く、全国平均よりも低いが、群馬県平均よりも高い。児童手当等については減額となったが、障害者自立支援給付費や生活保護費が増加した。社会保障費は増加の一途にある。今後も引き続き適切な審査に基づいた支給に努めていく。
その他
その他の経常収支比率は、対前年比で1.2ポイント悪化したが、類似団体、全国、群馬県の平均を大きく下回っている。悪化の要因は各特別会計への繰出金の増加である。適切な繰出しによる経費節減に努め、普通会計の負担額を減らすことにより抑制に努めていく。
補助費等
補助費等の経常収支比率は、対前年比で0.7ポイント改善したが、類似団体平均を2.5ポイント上回っている。群馬県平均を下回っているが、全国平均を上回っている。下水道事業負担金や中央図書館管理運営事業負担金の減少があったが、今後も引き続き補助金の必要性や費用対効果等を見極めながら見直しを行い、抑制に努めていく。
公債費
公債費の経常収支比率は、対前年比で0.4ポイント改善している。類似団体、全国平均より低いが、群馬県平均より高くなっている。臨時財政対策債の償還分が増加しており、公債費に占める割合は増加傾向である。その他の分については、減少している。今後も地方債事業を厳選し「償還元金を超えない市債の発行」を堅持することにより抑制に努めていく。
公債費以外
公債費以外の経常収支比率は、前年と同じである。類似団体、全国、群馬県の平均を大きく上回っている。人件費、物件費が要因となっている。
実質収支比率等に係る経年分析(2012年度)
分析欄
財政調整基金残高が増加傾向にある。普通交付税、臨時財政対策債がH22から増加したことによるH24は実質収支額が対前年度比で微増したため、実質単年度収支も上昇した。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2012年度)
分析欄
当市としては、連結実質赤字比率において赤字額は生じておらず、すべての会計を個別にみても赤字額は生じていない。引き続き適正な財政運営を心がけるとともに、経済状況・社会情勢の変化等に対し、臨機応変に対応しながら、一般会計からの繰入金を考慮した中で、現在と同一の黒字比率の水準を保っていきたい。
実質公債費比率(分子)の構造(2012年度)
分析欄
・元利償還金⇒H22おおた市民債満期一括償還元金の控除漏れにより増加している・おおた市民債の毎年発行に伴い、満期一括償還地方債に係る年度割相当額は増加となっている・公営企業債の元利償還に対する繰入金は、ほぼ横ばいの傾向となっている・債務負担行為に基づく支出額は、償還の進捗に伴い減少となった・歳入公債費等については、合併特例債、臨時財政対策債に係る基準財政需要額への算入額が増加したことにより前年度より増となっている・構成要素として元利償還金が大きいため、引き続き「償還元金を超えない市債の発行」を心がけ、適切な財政運営を図っていく
将来負担比率(分子)の構造(2012年度)
分析欄
・市債の現在高については、臨時財政対策債を含む市債発行額が償還額を下回ったため減少となった・債務負担行為に基づく支出額等については、償還の進捗に伴い減少となっている・公営企業債等繰入見込額については、ほぼ横ばいであるが、用地先行取得の減により減少している・組合等負担等見込額は、組合の起こした地方債の償還の進捗に伴い減少となっている・退職手当等負担見込額については、職員数の減により減少となる・設立法人等の負担額等見込額については、土地開発公社負債額減に伴い減少している・基準財政需要額算入見込額については、臨時財政対策債、合併特例債などの項目で増加になった・地方債現在高をはじめ、それぞれの項目で減少となり、さらに基準財政需要額算入見込額の増により分子の減少となっている
よくある質問
このページで何が分かりますか?
群馬県太田市の2012年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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