茨城県常陸大宮市:農業集落排水の経営状況(2021年度)
茨城県常陸大宮市が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2021年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率:全国平均及び類似団体平均より高い132.03%となった。単年度の収支が黒字であることを示す100%以上となってはいるものの、使用料収入では賄えておらず、一般会計からの繰入金に依存している状況である。人口減少に伴い使用料収入は減少傾向にあり、収益が見込めなくなっているため、使用料水準を評価しながら経営改善を図るとともに、経常的な維持管理費の削減に努めていく必要がある。③流動比率:類似団体平均及び全国平均より高い92.45%となった。令和2年度に災害復旧事業が完了したことによる収益の改善と、農業集落排水施設整備の財源として発行した多額の企業債償還金が償還完了を迎え、流動負債減の要因となっているためである。④企業債残高対事業規模比率:全国平均及び類似団体平均より著しく高い2,305.90%である。施設整備の財源として多額の企業債を発行したためであるが、現在は企業債の新規発行をせず、残高は減少傾向にある。⑤経費回収率:全国平均及び類似団体平均よりやや低い55.42%となった。使用料で回収するべき汚水処理費を使用料で賄えてない現状であり、今後は使用料水準を評価しながら経営改善を図っていく必要がある。⑥汚水処理原価:全国平均及び類似団体平均より高い283.18円となった。処理場が多く汚水処理原価は高くなっている。今後は維持管理費の削減に努め、効率的な汚水処理を行っていく必要がある。⑦施設利用率:全国平均及び類似団体平均より高い74.17%となった。農業集落排水区域においては、人口減少が特に著しいことから、今後は汚水の計画処理能力や施設の耐用年数等を踏まえ、適切な施設規模を検証し、効率的な汚水処理を行っていく必要がある。⑧水洗化率:全国平均及び類似団体平均より低い80.05%となった。要因としては、区域内の人口減少や高齢化に伴い接続率が伸びないことが考えられる。今後は接続促進のための広報活動などを強化し、接続率の向上に努めていく必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率:全国平均及び類似団体平均より著しく低い9.34%となった。要因としては、法定耐用年数に近い資産が少ないことが考えられるが、今後は耐用年数の到来を見据えて更新・改良を効率的に進めていくことが必要である。③管渠改善率:全国平均及び類似団体平均より低い0.00%となった。管渠が老朽化していないことから、更新・改良の必要が少ない状況であるが、今後の老朽化を見据えて計画的な更新に努める必要がある。
全体総括
経常収支比率等の数値上は、経営の健全性という観点からは良好な状況となっている。しかしながら、独立採算を求められる公営企業としては、一般会計からの繰入金に依存している現状は必ずしも良好な経営とは言えない状況である。資産となる農業集落排水の処理施設及び管渠については、関連する数値については良好な状態と見える。一方で、将来的には必然的に法定耐用年数が到来し、大規模な更新・改良が必要となることから、適切な施設規模の検証を行い、広域化・共同化を進めることにより施設の効率的な運用を図る必要がある。また、区域内の人口減少が著しいことから、事業が投資規模に見合ったものであるか評価しながら、将来に渡り安定的にサービスを提供できるよう経営の健全化を図っていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2021年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の常陸大宮市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。