事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | ひたちなか市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 155,188人 | 現在処理区域内人口 | 793人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 765人 | 現在処理区域面積 | 162ha |
| 晴天時現在処理能力 | 295m³/日 | 下水管布設延長 | 13km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
今年度の収益的収支比率は82.26%となり,昨年度と比較し数値が悪化した。経営的観点からみても,一般会計繰入金の割合が高く,経費の削減や適正な使用料水準への見直しを今後検討していく必要があると考えている。企業債残高対事業規模比率は0%であり類似団体平均値と比較すると低い数値となっている。その要因は企業債残高に対し一般会計負担率が高いためである。今年度の経費回収率は34.44%となっており,また,汚水処理原価についても352.91円と類似団体と比較すると経営指標的に悪い数値となっている。昨年度よりそれぞれの指標が悪化した主要因としては,公営企業会計移行事務支援業務委託料の支払を行ったで,汚水処理費用(維持管理費)が増額したためである。今後についても,施設の更新等更なる汚水処理費用の増加が見込まれることから,収益的収支比率での分析同様,経費の削減や適正な使用料水準への見直しを今後検討していく必要があると考えている。施設利用率と水洗化率はそれぞれ74.58%,96.47%となっており,類似団体と比較して高い数値になっているものの,いずれも100%未満であることから,今後も接続率・水洗化率の向上に努め,能率的な事業経営を進めていく。
老朽化の状況について
管渠改善率は0%であり類似団体と比較しても低い数値となっている。現時点では管渠の改善の必要がないことから,管渠の更新投資を行っていないことが要因となっている。しかし,今後は施設の老朽化が進むことから最適整備構想で策定した内容を精査し,計画的な維持管理を行える取り組みをしていかなければならない。
全体総括
経営の健全性・効率性の分野での分析を総括すると,類似団体と比較して経営指標が悪く,更に収入の半分以上が一般会計繰入金となっているため,経営状況としては厳しいものとなっている。一般会計繰入金の部分において使用料収入に振り替えられるような適正な使用料水準への見直しを今後検討していく必要があると考えている。また,現時点で目立って老朽化している施設は見受けられないが,今後は機能診断調査・最適整備構想を踏まえた上で,効率的な施設の更新等実施しながら事業経営を進めていく。
経営状況
収支構造
総額5,306.6万円
総額3,309.6万円