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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について・経常収支比率は、経常収益の増加以上に経常費用の増加が大きく100%を下回った。・累積欠損金比率は、費用の増加により当年度の純損失が発生し、前年度と比較して大幅に上昇した。・流動比率は、類似団体平均値と比較して高い数値であり、年度末の流動資産及び流動負債の額は前年度並みである。・企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値と比較して高い数値である。今後の新規投資については費用対効果等を考慮し、より慎重に判断する必要がある。・経費回収率は、前年度から上昇し100%となったものの、公共下水道事業と比較して処理区域内人口密度が低いため、さらなる経営の効率化等が必要である。・汚水処理原価は、類似団体平均値と比較して低い数値であるものの、汚水処理費の伸びが有収水量の伸びを上回ったため、前年度と比較して若干増加した。・水洗化率は、令和4年度末において水洗化人口を見直したことにより、前年度と比較して大幅に減少した。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について・有形固定資産減価償却率は8.65%と、類似団体平均値と比較して低い数値であるものの、上昇傾向にある。・管渠改善率は0%と、類似団体平均値と比較して低い数値となっており、今後の管渠老朽化率の上昇を見据え、ストックマネジメントによる適切な維持管理、改築・更新が必要である。 |
全体総括・汚水管整備が進んだことにより下水道使用料は伸びているものの、処理区域内人口密度が低いため大幅な増収は難しい。・将来にわたり下水道サービスを安定的に提供していくため、財政基盤の強化に努めるとともに、見直し中の経営戦略において、経営課題の整理や改善策等について検討し、持続可能な事業運営を推進していく。 |
出典:
経営比較分析表
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