事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 笠間市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 74,146人 | 現在処理区域内人口 | 6,684人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,272人 | 現在処理区域面積 | 482ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,666m³/日 | 下水管布設延長 | 128km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、管路の整備が完了し、順次接続率が向上したことにより使用料収入が微増しているが、老朽化に伴う維持管理費も微増している。総収益で最も高い割合を占めるのは一般会計繰入金であり、人口減による使用料収入の減や修繕等維持管理費の増が見込まれ、長期的な視点に立った収益の向上と費用の削減等経営改善が必要であることから、令和4年4月に使用料の改定を行った。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値を下回っているが、一般会計繰入金に依存しているため、投資規模の適正化と営業収益の向上を図っていくことが必要である。⑤経費回収率は、類似団体平均値と同程度となっているが、人口減少による使用料収入の減少が見込まれることから、接続率、収納率の向上や料金体系の見直しが必要であり、令和4年4月に使用料の改定を行った。そのことから次年度以降は改善される見込みである。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値と同程度となっているが、汚水処理にかかる経費の更なる削減が必要である。⑦施設利用率及び⑧水洗化率は、類似団体平均値を下回っているため、今後も継続的な戸別訪問や広報活動等の接続向上を図る取り組みが必要である。
老朽化の状況について
③管渠改善率は、6施設の中で一番古い施設でも供用開始後24年と耐用年数を経過した管渠がないため、更新・改良の時期に至っていない。処理施設については、供用開始後20年を経過する施設を最適化整備構想に基づき機能強化計画を作成し、更新工事を進めていく予定である。
全体総括
整備完了した地区の供用開始に伴い使用料収入が微増しているが、人口減少による使用料収入の減が避けられず、今後も厳しい財務状況が見込まれる。接続推進を図ることで早期の収益化につなげる一方で、経費回収率の推移や人口動態等社会情勢を鑑み、料金体系の改定を令和4年4月に実施した。今後は、施設の老朽化による修繕・更新に伴う経費の増加が見込まれるため、老朽化に対する調査を実施し現状を把握すると共に、事業区域の人口動態等を勘案して、将来の効率的な保全計画の策定や最適化構想に基づく更新工事を計画するなど経営健全化を図る必要がある。
経営状況
収支構造
総額3.6億円
総額2.1億円