事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 喜多方市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 49,245人 | 現在処理区域内人口 | 13,631人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 11,228人 | 現在処理区域面積 | 472ha |
| 晴天時現在処理能力 | 5,860m³/日 | 下水管布設延長 | 114km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本市の公共下水道事業は、喜多方処理区と塩川処理区の2処理区ありますが、全体計画に対する整備率が4割程度であり、引き続き、管渠埋設等の面整備を積極的に推進する必要があります。一方、終末処理場である喜多方浄化センター、塩川浄化センターにおいては、施設、設備の老朽化等による更新費用が増嵩するなど、建設経費、維持管理経費において今後も相応の費用が必要な状況です。また、使用料収入においては、整備拡大に伴う使用者の増により一定の料金収入の増加が見込めるものの、市全体においては人口減少が進んでおり、これに伴う料金収入の減少が懸念される状況です。このことから、⑦施設利用率及び⑧水洗化率は増加傾向にあるものの、主に地方債償還元金の影響により、①収益的収支比率は70%程度となっており、類似団体と比較し⑤経費回収率は低い水準、⑥汚水処理原価及び④企業債残高対事業規模比率は高い水準となっています。
老朽化の状況について
喜多方処理区は平成5年度に供用開始し24年を経過、塩川処理区は平成14年度に供用開始し15年を経過しており、両処理区とも施設、設備の老朽化等による更新費用が増嵩してます。なお、供用開始から20年以上経過している喜多方処理区については、予防保全的管理を行うため、平成23年度に長寿命化計画を策定し、平成24年度より計画的な改築、更新等を実施しています。管渠については、法定耐用年数である50年を経過している箇所はありません。
全体総括
本事業は住民の日常生活に欠くことのできない重要なサービスを提供する役割を果たしていますが、現在、経営環境は、サービスの提供に必要な未普及区域への管渠整備や施設等の老朽化に伴う更新投資の増大、人口減少に伴う料金収入の減少等により厳しさを増しつつあります。このような中、喜多方市の汚水処理事業においては、公衆衛生の向上と公共用水域の水質の保全により快適な生活環境の形成を図るため、公共下水道事業等を推進し、安定した下水道サービスの提供を将来にわたり継続していくために、下水道事業計画の見直しによる最適化、下水道ストックマネジメント計画による投資の平準化、地方公営企業法の財務規定の適用など経営健全化に向けた取組を進める必要があります。
経営状況
収支構造
総額5.6億円
総額3.4億円