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財政力指数の分析欄前年よりわずかに増加(改善)したものの、人口の減による市税の減収や少子高齢化も影響し、依然として財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。今後も歳入の増加は見込めないことから、事務事業の見直しによる歳出の抑制に努め、財政力指数の改善を図る。 | 経常収支比率の分析欄前年と比較すると0.5ポイント減少(改善)した。これは分子となる経常経費充当一般財源等では、職員数の減少等による人件費の減、市債発行の抑制等による公債費の減があったものの、公営企業会計への負担金等による補助費等で増となった。分母となる経常一般財源等では、地方税などで減となったものの、地方消費税交付金、普通交付税で増となったことなどによる。数値はわずかに減少したものの、依然高い傾向にあるため、引き続き経常経費の削減に努める。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄前年よりわずかに増加したものの、類似団体平均より下回っている。人件費では職員数の削減等により、減少となった。物件費では保育士処遇改善や保育ニーズの増加による、男鹿保育会指定管理料、児童クラブ運営管理委託料といった、保育所運営費で増加となったことなどによる。事業の見直しや事務の効率化により、今後もさらなるコスト削減に努める。 | ラスパイレス指数の分析欄前年度と比較すると、1.5ポイント増の95.5となったが、依然類似団体平均をやや下回っている。増となった要因としては、主に職員構成の変動であり、採用・退職によるもの、経験年数階層の変動によるものとなっている。今後も国及び県の動向等を踏まえ、給与の適正化に努める。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄前年度と比較すると、0.16人減の9.13人となり、類似団体平均より0.68人下回っている。今後も人口減による厳しい行政運営となることから、業務改善と組織の効率化により新規採用者を抑制し、職員数について平成30年度までに11.1%(-42人)の削減に努める。 | 実質公債費比率の分析欄一般会計等が負担する元利償還金が減少傾向となっていることから、比率の分子は引き続き減少している。また、標準財政規模が増加したことに加え、差し引かれる算入公債費等が減少したため、比率の分母も、対前年度比で増加している。この結果、実質公債費比率は対前年度0.8ポイント減の12.1%となったが、類似団体平均と比較すると依然として高い水準にあることから、事業の精査による地方債発行の抑制に努め、財政の健全化を図っていく。 | 将来負担比率の分析欄一般会計等に係る地方債現在高が増加したこと及び差し引かれる充当可能財源等が減少したことから、比率の分子は増加した。一方、標準財政規模が増加したことに加え、差し引かれる算入公債費等が減少したため、比率の分母も増加となり、その結果、将来負担比率は対前年度1.6ポイント減となった。しかし、類似団体平均と比較すると依然として高い水準にあることから、引き続き事業の精査により比率の減少に努める。 |
人件費の分析欄前年度と比較すると0.9ポイント減少し、21.9%となり、類似団体平均を下回っている。これは職員数の減少や時間外手当の抑制などによるものである。今後も事務の適正化や適切な人員配置等により、時間外勤務の抑制を図り、人件費の縮減に努める。 | 物件費の分析欄前年度と比較すると比率は横ばいとなっており、類似団体平均を2.2ポイント下回っている。しかし経費全体としては増加しており、主に指定管理委託料等の増が要因となっている。今後も経費の節減、事務事業の見直しにより支出の抑制を図ることとする。 | 扶助費の分析欄前年度と比較すると、比率は横ばいとなっているものの、類似団体平均を1ポイント以上、上回っている。生活保護費(医療費扶助)、児童手当等では減少しているものの、老人保護関係費、介護関係費、医療給付費等では増加している。今後も増加傾向となることが予測されることから、健康増進等の施策を推進し支出の抑制に努める。 | その他の分析欄その他の財源の多くを占めるのは、繰出金となっており、主に国民健康保険特別会計、介護保険特別会計などの特別会計への繰出金である。前年度と比較し0.1ポイント減少したものの、類似団体平均より上回っている。今後も増加することが見込まれるため、適正化を図り普通会計の負担額を減らすよう努める。 | 補助費等の分析欄前年度と比較すると0.9ポイント増の23.5%となり、類似団体平均を大きく上回っている。公営企業会計への補助金・負担金、各一部事務組合負担金の増が主な要因となっている。今後も公営企業のさらなる経営改善に努め、支出の抑制に努める。 | 公債費の分析欄前年度と比較すると0.4ポイント減の14.5%となり、類似団体平均を5ポイント下回っている。これは第3次男鹿市行政改革大綱において、投資的経費に係る市債発行額の上限を定め抑制していることや、高い利率で借り入れた市債の償還が終了していること、補償金免除繰上償還制度を利用して、財政融資資金等を繰り上げ償還、低利債に借り換えたことなどによる。今後も事業の費用対効果を考慮しながら、公債費の減少に努める。 | 公債費以外の分析欄数値が類似団体平均を大きく上回っているのは、主に公営企業会計への補助金・負担金、各一部事務組合への負担金等による補助費等や国民健康保険特別会計、介護保険特別会計などの各特別会計への繰出金について、経常経費に占める割合が高いためである。公営企業会計については独立採算制の原則による経営の健全化、各特別会計については、健康増進・介護予防事業の推進により、経費の縮減に努める。 |
議会費労働費消防費諸支出金総務費農林水産業費教育費前年度繰上充用金民生費商工費災害復旧費衛生費土木費公債費 |
目的別歳出の分析欄総務費では、庁舎の耐震補強や改修工事、施設機能の集約化による移転改修事業等により増加となっている。農林水産業費では漁港施設関連工事、農業関連交付金事業の継続による増加となっている。教育費では学校施設の耐震補強工事、閉校した校舎の解体工事などによる増加となっている。災害復旧費では大幅な減少となっており、これは平成25年度に発生した台風被害復旧事業が終了したこと、平成27年度においては大きな災害が発生しなかったためである。分母となる人口も減少し、住民一人当たりのコストも全体的に増加している。今後は人口の増加は見込めないことから、事業の見直しによるコスト削減に努める。 |
人件費補助費等災害復旧事業費投資及び出資金物件費普通建設事業費失業対策事業費貸付金維持補修費普通建設事業費(うち新規整備)公債費繰出金普通建設事業費(うち更新整備)積立金前年度繰上充用金 |
性質別歳出の分析欄補助費等における住民一人当たりのコストは119,489円となっており、類似団体平均を大きく上回っている。これは公営企業会計への補助金・負担金、各一部事務組合負担金が増大したこと、さらに分母となる人口も減少していることが主な要因となっているためである。普通建設事業費のコストは82,298円となっており、類似団体平均及び秋田県平均とほぼ同額ではあるものの、前年度と比較すると19,597円の増額となっている。これは東日本大震災を契機とする庁舎及び学校施設の改修工事、施設の機能集約化による移転・改修工事を行ったためである。今後も人口減少が続くことが予想され、事務事業の見直しや費用対効果の見極めを行いながら経費の削減に努める。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄類似団体平均を下回っているが、表記はされていないものの、建物の比率は約65パーセントとなっており、高い水準にある。今後は公共施設等総合管理計画の策定により、施設の統廃合の推進に取り組む。 | 債務償還可能年数の分析欄 |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析将来負担比率は前年度から1.6ポイント低下したが、類似団体平均と比較すると依然として高い水準にある。また、有形固定資産減価償却率は31.4%と類似団体平均を下回っているものの、建物の償却率は、公営住宅、一般廃棄物処理施設、消防施設では80%を超えているほか、児童館では100%となっており、施設の老朽化が進んでいる。将来負担比率は、ここ数年横ばいで推移していることから、将来的な負担も考慮しながら、公共施設総合管理計画に基づく各個別施設計画の策定により、施設の老朽化対策に取り組んでいく。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析将来負担比率、実質公債費比率はともに対前年度から低下したものの、類似団体内平均と比較すると高い水準にある。第3次男鹿市行政改革大綱において、投資的経費における市債発行額を8億円以内とする目標値を定め抑制に努めているところではあるが、東日本大震災を契機とし緊急性が高い庁舎及び学校施設の改修事業などを平成28年度まで実施し、市債発行に頼らざるを得ない状況であった。今後は事業の精査により地方債発行の抑制に努め、財政の健全化を図る。 |
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道路橋りょう・トンネル公営住宅港湾・漁港認定こども園・幼稚園・保育所学校施設児童館公民館 |
施設情報の分析欄類似団体平均と比較して特に比率が高いのは、児童館となっており100%となっている。これは、児童数の減少により閉館となった施設の老朽化が進んでいるためである。また、認定こども園・幼稚園・保育園では平均値を下回っているものの、学校施設では上回っている。今後は少子化の影響により園児、児童、生徒の数が減少するものの、老朽化により維持管理コストは増加が予想され、保育施設、学校施設の統廃合について今後の課題となっている。公営住宅では81.5%となっており、類似団体平均を上回っている。昭和40年~50年代に建築された住宅が多く、比率を引き上げる要因となっている。今後は住宅需要の動向等を見極めながら、住宅マスタープランなど各種計画に基づく住宅の「建替え」「用途廃止」について検討課題となっている。 |
図書館体育館・プール福祉施設市民会館一般廃棄物処理施設保健センター・保健所消防施設庁舎 |
施設情報の分析欄建設年度から10~15年程の体育館、保健センターでは比率が類似団体平均を下回っているが、市民会館では69.1%と類似団体平均を上回っており、施設の老朽化が進んでいる。一般廃棄物処理施設については、83.0%となっており、類似団体平均を大きく上回っている。これは昭和50年代に建設され、現在では稼働していない廃棄物焼却施設が比率を引き上げる要因となっている。福祉施設についても72.7%と、類似団体平均を大きく上回っている。これは昭和50年代に建設された、老人憩いの家などが比率を引き上げる要因となっている。また消防施設についても、88.7%と類似団体平均を大きく上回っている。これは昭和30年代から平成初期に建設された、消防器具置場が比率を引き上げる要因となっている。今後は公共施設等総合管理計画の策定により、施設の統廃合について検討する。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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