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地方財政ダッシュボード

宮城県丸森町の財政状況(2019年度)

宮城県丸森町の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

宮城県内での比較では人口密度が低く、行政効率が良いとは言えない環境にある。特に小学校は各地に遍在しており、児童数の割に学校数が多く、小学校費を引き上げている。R4年度から小学校再編を予定しており、次第に改善されるものと思われる。また、高齢化率も県内と比較して高い状況にあり、高齢者社会福祉費が相対的に高い傾向にあるものと思われる。類似団体と比して当該指数は低い傾向にあるが、上述の小学校再編や、H31年度からの段階的な保育所の再編を行うなど、集約化を進める事で基準財政需要額の抑制に努める。

経常収支比率の分析欄

類似団体との比較では同等の水準ではあるがR1では0.3ポイント高く、当町の推移ではH28から1.4ポイント上昇するなど、僅かながら悪化の傾向にある。税収や地方交付税額、臨時財政対策債等の経常一般財源が年々減少傾向にある事が要因の一つであると考えられる。経常一般財源の確保のため、税収の収納率向上に努めると伴に、支出については事業の見直しを行い、補助制度等を積極的に活用したい。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

R1の増の要因は、令和元年東日本台風の対応に起因するものである。人件費については、被災状況の把握や災害復旧のみならず、2ヶ月以上開設していた避難所での対応や、罹災証明の対応等で時間外手当が膨らんだ事が要因である。物件費については、災害廃棄物処理事業で約18億円の支出があったため、支出額が大きく膨らんだ。上述のとおり災害起因であるため避けられない増である。

ラスパイレス指数の分析欄

給与構造改革の確実な推進と、昇給の抑制等により、他団体よりも低い水準となっている。また、R1については、災害対応のため査定昇給は行わず、すべての職員に「良好」とし、「特に良好」、「極めて良好」を適用する職員がいなかったため、ラスパイレス指数のさらなる低下の要因となった。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

当町は人口の割に面積が広いため、農林土木の部署等では人口に対して職員数の確保が必要である。一方で、行政効率を高めるために、指定管理や業務委託等のアウトソーシングを進めている。R1については2.17ポイントの増ととなったが、R1の職員数(R2.4.1現在)で台風被害やそれに関連する業務に対応するための任期付き職員を18名採用したためである。

実質公債費比率の分析欄

三ヵ年平均(H29~R1)で比した前年度との差は0.4ポイントの増となったが、単年度で比較すれば直近3ヵ年で最小値である。H28単年度と直近三ヵ年を比較すると、準元利償還金に該当する水道事業への繰出金の増が影響している。H28から始まった水道未普及対策事業において、繰出金額がH28は39,507千円だったが、H29から本格的な工事が始まった事でR1は107,954千円と繰出金額が多くなっている。また、分母である普通交付税について、H28年度は国調人口切替りの年であり人口急減補正の働きが一番高かった年であり、その補正は年々小さくなるため、それに比例して比率が上昇した事も要因と考える。将来負担比率でも明記した改善策に加え、繰出先の事業者との連携を深め、繰出額の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

当町は人口に対して面積が広いため、町内に遍在する施設や道路の整備に対する地方債発行の割合が類似団体と比して高いものと思われる。町中心部に新設した保育施設に充当する地方債をH28からH30にかけて合計約5億円発行した事も比率を引上げる要因であるが、これは施設の集約化を図るためであるため、町内施設の適正な管理に繋がるものである。また、R1は前年度比で7.3ポイントの増となったが、これは令和元年東日本台風に起因する災害対応で928,100千円の地方債を発行したためである。加えて、臨時財政対策債の発行額が年々減少傾向にある事から、分母が減少している事も比率の増加傾向の要因と思われる。今後の地方債発行においても、上述のような必要不可欠な事業や、交付税措置率の高い事業債を優先させる等、比率上昇を抑えるように努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

面積の広さ故にこれまでは類似団体よりも比率が高い傾向にあったが、給与構造改革の実施や昇給の抑制により、年々改善している。R1については、災害対応のため査定昇給を行わなかった事もあり、類似団体費で0.3ポイント差、前年度比で-0.6ポイントの減となった。

物件費の分析欄

経常的かつ一般財源を充当する支出については特異な変化は見られないが、物件費に充当している過疎対策事業債ソフト分の配分額が年々減少している(H28:27,300千円、H29:18,700千円、H30:13,400千円、R1:9,800千円)ため特定財源が減少傾向にあり、その裏返しとして一般財源の充当が増える事から、結果として経常収支比率が年々悪化している要因の一つと考えられる。今後については、特定財源に頼ることなく、光熱水費やコピー用紙の減に努めるなど、経常的な支出自体の抑制に努める。

扶助費の分析欄

町内保育施設の再編により、公立保育所数がH30の4箇所からR1は1ヵ所となった事で扶助費に充てた経常一般財源が減少した事もあり、H30と比較して-1.3ポイントの減となった。一方で、高齢化率の高さ故老人保護費が増加傾向にあるため、保健予防の啓発に努めたい。

その他の分析欄

類似団体平均を上回っている経緯としては、次の2点が挙げられる。●これまでに整備した下水道施設に係る地方債償還等に係る繰出金が多額である事。●生産人口の減と高齢化率の上昇に伴う国民健康保険・後期高齢者医療への医療費負担の高さや、介護保険給付に係る繰出金が増加傾向にある事。

補助費等の分析欄

H29とH30では類似団体の平均を下回ったが、R1については前年度比2.9ポイントの増、類似団体比で1.7ポイント上回った。経緯としては、大きく次の2点が挙げられる。●町内保育施設の再編により公立保育数がH30の4ヵ所から1ヵ所となった事で廃止した3ヵ所分の児童が私立保育所へ移る事となった。それにより教育・保育給付費の支出が増となり町負担額が前年度比で37,314千円の増となった事。●地域おこし協力隊員の増による報償費の増(前年度比で50,922千円の増)。1点目の増要因については補助費等に限れば増の要因であるが、反対に扶助費は減となっている。集約化によるものであるため、止むを得ない増である。2点目については、全額が特別交付税で措置され、当該事業に限ってみれば収支がゼロに近いものである。これら以外の補助費等については、補助金の見直しを中心に、引き続き改善に努める。

公債費の分析欄

過去に発行した道路整備等の地方債の償還終了等により、H29以降は比率及び実額共に減少傾向にある。一方で、今後は令和元年東日本台風に起因する災害復旧等の地方債の発行が続く事から、公債費の比率は増となると見込まれるが、地方交付税参入率の高い地方債が多い事から経常一般財源も比例して増となるため、影響は少ないと考えられる。災害復旧に絡む発行が増える事から、今後は事業の重点化により、発行額の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

類似団体との比較では、「その他」の高さが顕著である。その他の比率の高さについては、上述のとおり繰出金の多さが要因と思われる。ただ、下水道施設に係る地方債の発行が盛んであった1990年代と比較すれば近年の発行額は小規模であり、過去の地方債の償還が終了となるにつれて繰出金額は減少するものと考えられる。一方で、繰出金以外は基本的に類似団体よりも比率が低いか改善の傾向にあるため、引き続き特定財源の少ない事業の見直し及び改善に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

令和元年東日本台風に起因する特別交付税の災害ルール分の交付により、地方交付税額が約31億円増(H30:約37億円⇒R1:約68億円)となった事で財政調整基金からの取崩が無く、前年度決算余剰金の積増分が基金残高を引上げたため、残高比率が上昇した。実質収支についても、特別交付税の影響で大幅な増となった。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

水道事業会計と病院事業会計については、令和元年東日本台風の影響で黒字比率は減少したものの、いずれの会計でも赤字は発生していない。一般会計については、令和元年東日本台風の起因する特別交付税の増により、黒字比率が大きく上昇した。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

●元利償還金については、道路整備等で発行していた一般単独事業債の償還終了により、H30から約20,000千円の減となった。H11~H20に盛んに発行されており、以降は目立った発行が無い事から、当該事業債の償還金は減少傾向にある。また、災害復旧事業債で約18,000千円の減となったが、令和元年東日本台風に対応するための発行額が増となるため、今後は償還額が増える事となる。過疎対策事業債ハード分では33,000千円の減となったものの、発行額は年度単位の比較で統一性が無いため、一時的な減と思われる。●準元利償還金については、水道事業においてH28から水道未普及対策事業が始まり、H29から本格的な工事着工となった事で繰出金額が増となったため、近年では増の傾向にある。特にH30は工事が集中したため、繰出額が膨らんだ。●算入公債費等については、交付税措置率の高い過疎対策事業債や災害復旧事業の元金償還額減に比例して減少しているものと考えられる。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

令和元年東日本台風に起因する災害復旧事業のために発行した地方債が約10億円であった事から、地方債残高が大きく増となった。事業繰越まで考慮するとR4まで発行が続くものと思われ、特に災害廃棄物処理事業に係る地方債でR2についても10億円規模の発行を予定している。また、被災した公営住宅整備等のための地方債発行も予定しており、R4に残高のピークを迎えると想定される。一方で、災害復旧事業に係る地方債は交付税算入率が高い事から、基準財政需要額算入額も同等に増となるため、分子の増は抑えられる。さらに、特別交付税において災害ルール分の措置があった事で地方交付税額が前年比で約31億円の増となったため、R1は財政調整基金の取崩が無く、減債基金については積立をする事ができたため、充当可能基金が増となった。加えて、上述の経緯によりR1は実質収支で約28億円の黒字となった事でR2以降に剰余金として影響し、基金への積立へと繋がるため、基金残高の増が見込まれる。上述のとおり充当可能基金残高の増が見込まれる事から、交付税措置の無い公営住宅整備のための地方債の償還額についてもある程度の財源が見込まれるため、トータルでみれば分子の増の幅が抑えられるものと思われる。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)令和元年東日本台風に起因する特別交付税の災害ルール分により、R1は地方交付税額が約31億円の増となったため、財政調整基金については取崩が不要であった事や、減債基金については後年度負担に備えた積立ができたため、基金全体で31,900万円の残高増となった。一方で、その他特定目的基金については、基本的には利子以外の積立が無いため取崩す一方となっている。(今後の方針)令和元年東日本台風に起因する災害復旧事業への充当を中心に取崩す予定であり、特別交付税の関係で一時的に残高は増となるものの、今後は減少傾向で推移する見込みである。

財政調整基金

(増減理由)・増要因:前年度繰越金として17,000万円、加えて利子等で306万円を積立。・減要因:特別交付税の増により、取崩しは実施しなかった。(今後の方針)・積立:特別交付税の増により実質収支の黒字額が大きかったR1からの剰余金145,000万円をR2に積立てする予定である。・取崩:災害復旧事業に際して施越で実施する事業があるため、今後も取崩しを行う予定である。ただ、施越事業については後年度に交付金が交付される事から、補助率が90%代後半である事もあり、年度を跨いで考慮すれば、凡その取崩分を賄う事ができる。一方で、災害復旧事業に際しては特定財源の無い支出も多々ある事から、特別交付税の増による積み増し後については、減少傾向で推移する見込み。

減債基金

(増減理由)・増要因:災害ルール分に基づき交付された特別交付税を原資とし、災害復旧事業に際して発行する地方債の償還を見越して、27,550万円を積立。・減要因:例年に引き続き、地方債の償還の財源とするため、6,000万円を取崩した。(今後の方針)・積立:特別交付税の増により実質収支の黒字額が大きかったR1からの前年度繰越金を原資として、災害復旧事業に際して発行する地方債の後年度負担を見越して140,000万円を積立。・取崩:今後も年6,000万円を取崩す予定であり、災害廃棄物処理事業に際して発行した地方債の元金償還が始まるR6以降はさらに取崩額を増やす見込みである。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域福祉基金:社会福祉事業の振興及び地域の保健福祉の推進。・定住促進住宅基金:定住促進住宅の整備充実を図る。・子育て支援対策推進基金:子育て支援対策を推進することにより、町内の若者定住と地域の活性化を図る。・長寿社会対策基金:地域における福祉活動の促進、快適な生活環境の形成等、本格的な高齢化社会の到来に対応した施策を推進し、地域の振興と住民福祉の向上を図る。・みどりの森創生基金:羽出庭地区林野火災により焼失した山林の緑の回復並びに森林の有する公益的機能を維持増進する。(増減理由)・地域福祉基金:保育所再編にあたって公立保育施設1ヵ所を解体するための工事に充当するため、3,172万円を充当した事等による減。・定住促進住宅基金:令和元年東日本台風による住宅使用料減を補てんするため、693万円を取崩した事による減。・子育て支援対策推進基金:保育士の人件費に充てるため、3,000万円を充当した事による減。・みどりの森創生基金:町有林造林事業のために1,000万円を充当した事による減。(今後の方針)・地域福祉基金:緊急通報システム委託料に充当するため、R2、R3ともに200万円程度の取崩を予定している。・定住促進住宅基金:R1に引続き、R2についても住宅使用料の減を補うために200万円の取崩を予定している。・子育て支援対策推進基金:公立保育を廃止した後も、認定こども園へ派遣する保育士の人件費に充てるため、次年度以降も基金を取崩す見込みである。・みどりの森創生基金:町有林造林事業の財源とするため、次年度以降も基金を取崩す見込みである。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率の推移の程度は、類似団体と同等の水準にある。当然に年数が経過するごとに比率は上昇するため、類似団体と同様に上昇の傾向にある。公共施設個別施設計画を令和2年度に策定し、令和3年度には公共施設等総合管理計画の見直しを行う事から、それらの計画を基に施設の維持管理を適切に進めていく。

債務償還比率の分析欄

H30までは年々改善の傾向にあり、類似団体と比較しても同等の数値であったが、R1では前年度から79.2ポイント悪化し、類似団体よりも90.8ポイント高い状況となった。要因としては、令和元年東日本台風被害に対応するための地方債の発行が多く、地方債現在高がH30から約10億円の増となった事が挙げられる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率が類似団体と比較して高い傾向は続いている。H30年度は水道未普及対策事業に係る一般会計出資債の発行等により地方債現在高が膨らんだ事や、基金取崩の増による充当可能基金残高が減少した事が挙げられる。R1については、令和元年東日本台風に起因する地方債発行によりさらに地方債現在高が膨らみH30から約10億円の増となったが、災害関係の地方債は基準財政需要額算入率が高い事で、将来負担比率の増の幅は前年度よりも緩やかであった。(H29⇒H30:16.1%増、H30⇒R1:7.3%増)なお、一般会計出資債及び災害関係の地方債は一時的なものであるため、それらの事業の完了後は段階的に改善されていくものと思われる。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率については前述のとおり類似団体と乖離し、かつ年々上昇傾向にあるが、実質公債費比率についても類似団体との乖離が大きく、さらに年々上昇傾向にある。いずれの比率にも影響を与えている要因としては、H28から始まった水道未普及対策事業が挙げられる。一般会計からの繰出金は実質公債費比率の算定上は準元利償還金として扱われるため分子が増となり、実質公債費比率の上昇傾向の要因となっている。さらに、児童数の減により基準財政需要額の小学校費と中学校費が減少する等により、普通交付税の算定額がH28と比べて2.3%減となる事で分子が減となった事も、比率上昇の要因である。水道未普及対策事業についてはR3までの一時的な事業であるため、この事業の完了以後については、いずれの比率も改善していくものと思われる。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

宮城県丸森町の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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