事業・施設概要
| 都道府県 | 青森県 | 経営主体 | 新郷村 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F3 |
| 行政区域内人口 | 2,721人 | 現在処理区域内人口 | 312人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 211人 | 現在処理区域面積 | 39ha |
| 晴天時現在処理能力 | 152m³/日 | 下水管布設延長 | 6km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支は5年前の18%から35%へと改善しているものの赤字収支となっている。処理人口が少ない反面、地方債償還金が高いことが理由と考えられる。企業債残高対事業規模比率は、地方債の償還が進んでおり減少傾向にあるが、類似団体平均の10倍以上と高く、処理人口1人当たりの管渠延長が長く、建設コストが高くなったことが原因と考えられる。経費回収率は約6%と他団体平均40%に比較し著しく低く、汚水処理原価は約4倍となっており、いずれも維持管理費の高さと、料金収入の低さが理由にあげられる。施設利用率は約30%と平均45%より低く、処理水量が計画より相当少ないことがわかる。水洗化率は類似団体平均よりやや下まわり、67%程度で頭打ちとなっている。聞き取り調査では、未接続戸数の多くが高齢者世帯であり水洗化への意欲が低いことや、単独浄化槽を使用している世帯では、改造費用が下水道接続に対する障害となっている。
老朽化の状況について
管路の建設から約15年と新しい施設であり、更新時期には至っていない。今後、管路施設の点検調査を適切な時期に行い、老朽化対策を進める必要がある。
全体総括
処理区域内における人口減少、接続率の停滞により、営業収益が上がらない状況にある。対策として、広報・パンフレット・戸別訪問などによる水洗化率向上のための啓蒙活動を強化するとともに、料金水準の見直しについて検討し、収益の改善を図る。維持管理委託費や動力費を低減するための検討を進め、汚水処理費の圧縮を図る。処理場の機械・電気設備については、改築更新時期がせまっている。ライフサイクルコストを意識した改築費用の最小化に努め、地方債の増加をできるだけ抑える。
経営状況
収支構造
総額1,026.7万円
総額1,024.9万円