地方財政ダッシュボード

北海道厚岸町の財政状況(2010年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

個人町民税及び法人町民税の納税義務者数は年々減少してきており、固定資産税の総価額についても地価下落による時点修正により年々減少してきているため、基準財政収入額は前年度比3.9%の減となった。一方、基準財政需要額は雇用対策・地域資源活用臨時特例費の新規創設などにより前年度比3.6%の増となったことから、0.22ポイントと前年度比で0.02ポイントの減となり、類似団体平均を下回っている。

財政力指数

財政構造の弾力性

普通交付税が前年度比で5.8%の増となったが、当初、臨時的経費と想定していた経費の経常化に伴い、経常的経費が増加したことにより、87%と類似団体平均を上回っている。今後も引き続き、税及び税外収入の徴収率向上対策を中心とする一般財源確保に努めるほか、地方債の補償金免除繰上償還によって利子償還金の抑制・縮減にも積極的に努めるなど、経常経費の削減を図る抜本的な改革を行い、財政の弾力性に富んだ財政運営を行う。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人件費、物件費及び維持補修費の合計額が類似団体平均を大きく上回っている。これは人件費が類似団体平均と比較し52.2%高い水準の決算額となっていることが主な原因である。今後は、人口減に対応した定員管理計画を策定し、退職者不補充による人件費の抑制につながる施策を行うなど、従来の給与独自削減の方法によらない更なる削減を進める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

今年度の数値は前年度98ポイントから0.9ポイント減の97.1ポイントとなり、類似団体平均を上回っている。前年度からの減要因としては、経験年数における職員構成の変動による減(0.8ポイント)、査定昇給・特別昇給を行っていないことによる減(0.1ポイント)の2点があるが、類似団体を上回る数値となる背景としては、類似団体と比較し歳出全体における人件費の割合が高い水準にあることが挙げられる。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

平成16年4月1日から平成21年4月1日までの定員について、第3次定員適正化計画に基づき1割以上の削減(44名)という目標を設定し推進した結果、計画を上回る52名の削減を達成したところである。類似団体平均を上回っている要因には、多くの外部施設の運営を直営で行っていることが挙げられる。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

平成14年度から実施している厚岸町財政運営基本方針により、投資事業を抑制してきたことから、元利償還金の増加は抑えられ、平成16年度をピークに減少し類似団体平均をやや下回っている。しかし、近年の真龍小学校改築事業(H18)や特別養護老人ホーム心和園整備事業(H21)、更には学校給食センター建設事業(H22・23)などの大型公共施設の整備事業により、今後は元利償還金が下げ止まりとなり横ばいに推移することが推測される。今後は大型公共事業の抑制に努め、新規発行を抑制し適正な数値に抑える。

実質公債費比率

将来負担の状況

類似団体の平均をはるかに上回る数値となっているが、平成19年度の184.0%から平成22年度は142.5%と41.5ポイントの減となっており確実に改善は図られている。次世代の償還負担が多くならないよう、交付税算入率の低い起債の発行抑制をはじめ、新規発行額を元金償還額以下とすることを原則とし、縁故債や既発行債の高金利債の繰上償還を行い、引き続き地方債残高の減額に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

人件費に係る経常収支比率は、平成22年度において27.7%と類似団体平均と比べて高い水準にある。これは農林水産部門及び教育部門の職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因である。農林水産部門では、町営牧場やきのこ菌床センター、カキ種苗センターなどの外部施設が多いこと、教育部門においても、海事記念館や情報館、温水プールなどの外部施設が多いことが挙げられる。今後は、退職者不補充による人件費の抑制につながる施策を行うなど、従前の給与独自削減によらない更なる削減を進める。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているが、要因としては類似団体と比較して外部施設が多いため、施設の管理経費が多いことが挙げられる。今後は施設の管理経費の更なる見直しを図りコスト削減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

国の補助事業である社会保障関連の扶助費は増加しているが、扶助費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回っている。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他に係る経常収支比率は、類似団体と比較し極めて低い水準である。しかし繰出金に関しては、すべての特別会計が一般会計からの繰出金によって収支を保っており、これ以上の多額の繰出金は、一般会計の収支悪化に直結する。このことから、一般会計同様の予算見積もりをすることはもちろん、当該会計の基本財源の確保に努めることにより、繰出金の抑制を図る。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、東部消防組合への負担金や社会福祉協議会への補助金があるほか、病院事業会計への補助金額が多額となっているためである。今後は、多額の累積赤字をかかえる病院事業会計において抜本的な経営健全化計画を策定し、一般会計からの繰入金の圧縮に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

公債費に係る経常収支比率は、類似団体平均をやや下回っているが、要因には、過去の大型建設事業に伴う償還金が減少していることや厚岸町財政運営基本方針により、投資事業を抑制してきたことから元利償還金減少が図られてきたことが挙げられる。しかし今後は真龍小学校改築事業(H18)や特別養護老人ホーム心和園整備事業(H21)、学校給食センター建設事業(H22・23)に係る元金償還が始まるため元利償還金が下げ止まり横ばいで推移することが推測される。しかしこの3事業の完成をもって懸案のあった大型事業はすべて完成予定であり、今後は、引き続き緊急度の高い事業を選択することに努め、町債発行の抑制を図り適正な数値に抑える。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

【普通建設事業】今年度は、学校給食センター建設事業(H22・23)などの大型事業が実施されたことにより、普通建設事業費の人口1人当たり決算額は類似団体平均を上回っている。来年度も学校給食センター建設事業が引き続き実施されるため、類似団体平均を上回る決算額が推測されるが、学校給食センター建設事業を最後に、懸案のあった大型事業はすべて完成予定であり、今後は効果的かつ重点的な社会資本整備の推進に努め、継続実施の投資的事業の縮減、維持補修を除く新規単独事業を厳選するとともに、町債発行の抑制を図る。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

財政調整基金残高については、前年度比で50百万円の増となり、標準財政規模に対する割合は、7.61%と前年度比で0.65ポイントの増となった。また、実質収支額が前年度比で14百万円の増となったが、標準財政規模が前年度比で225百万円増加したことに伴い、標準財政規模に対する割合では8.94%と0.11ポイントの減となった。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

一般会計については、実質収支額が前年度比で14百万円の増となったが、標準財政規模が前年度比で225百万円増加したことに伴い、標準財政規模に対する割合では8.94%と0.11ポイントの減となった。水道事業会計については、資金剰余額が27百万円の減となり、標準財政規模に対する割合は4.76%と0.76ポイントの減となった。国民健康保険特別会計については、実質収支額が前年度比で45百万円の減となり、標準財政規模に対する割合は1.05%と0.94ポイントの減となった。介護保険特別会計については、実質収支額が前年度比で3百万円の増となり、標準財政規模に対する割合は0.39%と0.05ポイントの増となった。平成22年度決算においては、病院事業会計の赤字額が解消され、全会計において赤字額はない状況となった。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

元利償還金等については、主に学校教育施設等整備事業債、臨時財政対策債の元利償還金の増により、前年比で2百万円の増となった。一方、算入公債費等については、主に平成22年度普通交付税基準財政需要額公債費の増により、前年度比で21百万円の増となったため、実質公債費比率の分子は591百万円と前年度比で19百万円の減額となっている。しかし、今後は、近年の大型公共施設の整備事業に係る元金償還が始まることにより、元利償還金は下げ止まり、横ばいに推移することが推測されることから、引き続き大型公共事業の抑制に努め、新規発行を抑制し元利償還金を適正な数値に抑えることにより、実質公債費比率の分子の抑制に努める。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

将来負担額については、主に公営住宅建設事業債、学校教育施設等整備事業債の地方債残高の減(前年度比-91百万円)及び一般職員に対する退職手当負担見込額の減による退職手当負担見込額の減(前年度比-199百万円)により、前年度比で342百万円の減となった。一方、充当可能財源等については、充当可能特定歳入が前年度比で114百万円の減となったが、主に財政調整基金等の残高の増による充当可能基金の増(前年度比179百万円)及び過疎対策事業債、臨時財政対策債の算入見込額の増による基準財政需要額算入見込額の増(前年度比126百万円)があり、将来負担比率の分子は、前年度比で536百円の減額となった。今後は、地方債における新規発行額を元金償還額以下とすることを原則とし、縁故債や既発行債の高金利債の繰上償還を行い、地方債残高の減額に努め、将来負担比率の分子の圧縮に努める。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

北海道厚岸町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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