簡易水道事業(法適用) 公共下水道 高砂市民病院 工業用水道事業
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大規模企業の集中等により類似団体平均より上回る税収があるため、0.90となっているが、平成21年度(1.01)から年々低下している。平成22年度から26年度までの5年間を第4次行政改革の計画期間とし、歳入の確保や総人件費の抑制など持続的な健全経営を保障できる体制づくりを進める。
人件費・扶助費に係る経常収支比率が昨年度より増加しており、、下水道事業による繰出が依然多いことにより89.2%となっている。類似団体平均と比較しても繰出金の割合が高く、また扶助費が今後増加する見込であり、当面厳しい状況が予想される。そのため定員適正化計画の推進、人件費の抑制、事務事業の見直しを図るなど「第4次行政改革」への取組を通じて義務的経費の削減に努める。
人件費は高い水準にある。これは、主にごみ収集業務や保育所、市民サービスコーナーなどの施設運営を直営で行っているためで、今後は民間でも実施可能な部分については、委託化を推進し、また給与の適正化、定員適正化計画の推進を図るなどコストの低減を図っていく方針である。
平成22年度までは、平成18年度からの給与構造改革の実施において、国平均を上回る給与の引下げを恒久的に行っていたため100を切っていたが、国家公務員の時限的な(2年間)給与改定特例法による措置により、昨年度から100を超えることとなった。今後もより一層の給与の適正化に努める。
昨年度と比べ15.8%改善されているが、公営企業債の償還にあてるための繰出金の割合が高く、類似団体平均よりも悪い66.0%となっている。今後は公債費、人件費など義務的な経費の削減を中心とする行政改革を強力に進めるとともに、新規発行債の抑制を行い、財政の健全化に努める。
人件費に係るものは、28.3%と類似団体平均と比較して高い水準にある。これはごみ収集業務や保育所などの施設運営を直営で行っているために、職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因であり、行政サービスの提供方法の差異によるものと言える。民間でも実施可能な部分については、業務委託の推進や指定管理者制度の導入など委託化を進めることで抑制に努める。
類似団体と比較して公立・私立保育所が19箇所とかなり多いなど、老人福祉費・児童福祉費・生活保護費の扶助費の割合が高い。資格審査等の適正化を進めていくことで、財政を圧迫する上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。
18.3%と昨年度と比べ1.1%悪化した。その他のうち繰出金の割合が高く、その主な要因は下水道特別会計の公債費に対するものであるが、今後も増収対策や経費削減(人件費の削減や公債費の削減など)に努め、改善していく見込みである。また、病院経営については、経営改革への取組や経費節減等の取組(人件費の削減や未収金の徴収対策など)に努める。
事業計画に基づいた事業の選択等により、公債費に係る経常収支比率は、類似団体平均を1.9ポイント上回っている。健全な財政運営を行っていくために、交付税措置のある市債の活用に努めるとともに、地方債の発行を伴う普通建設事業の抑制に努める。
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