国保東栄病院 農業集落排水施設 特定環境保全公共下水道 簡易水道事業(法適用)
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財政力指数は、人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(平成25年度末46.3%)に加え、町内に中心となる産業がないこと等により、財政基盤が弱く、全国平均を下回っている。定員管理の適正化、地方税の徴収強化、緊急に必要な事業を峻別する等の取り組みを通じ財政基盤の強化に努める。
経常収支比率は、平成23年度から増加傾向にあり、平成25年度は前年度と比較し3.5ポイント上昇した。人件費及び公債費の増加が主な要因である。大型事業に伴う地方債の発行により、今後、公債費は増加すると予想されるが、事務事業の見直し、優先度を点検し、特に優先度の低い事務事業については縮小、廃止を進め、経常経費の削減に努める。
類似団体平均と比較して人件費・物件費等の人口一人当たりの決算額は低くなっているのは、施設の維持管理に指定管理者制度を導入しているためであるが、施設の利用収入等が伸びていないことにより、指定管理料の増加が危惧される。
類似団体と比較し、2.61ポイント下回っているが、人口の減少が続いているため、組織体制の見直しや退職者の不補充・新規採用の抑制等定員の適正化に努めていく。
実質公債費比率は、類似団体平均を下回っているものの平成24年度、平成25年度に大型事業を実施したことにより地方債の発行が多額になっており、比率の増加が考えられる。今後は、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。
将来負担比率について、平成24年度、平成25年度と大きく上昇した。これは、小学校建設事業等の大型事業により多額の地方債を発行したことが主な要因である。今後は、事務事業を計画的に実施することにより、将来負担の軽減を図っていく。
類似団体平均を下回っているものの、高齢化率の上昇により増加していくことが見込まれる。高齢化率の上昇により、これにかかる事業費等の必要性を精査し適正な執行に努めていく。
類似団体平均と同じ水準で推移している。各特別会計への繰出金について、簡易水道統合事業をはじめ下水道施設の維持管理費、住民の高齢化に伴う介護保険特別会計への負担の増加が予想される。介護保険については、適正な保険料の設定により普通会計の負担を軽減できるよう努めていく。
類似団体平均と比較して高い数値で推移している。ゴミ処理などの業務を行う一部事務組合の負担金に加え、広域消防や地デジ施設運営に係る負担金は、高額であり、また、経常的なものとなっている。
類似団体平均を下回っているものの、近年、小学校建設事業を始めとする大型事業が続いたことにより多額の地方債を発行しているためこれらの元金の償還が始まれば公債費の負担は非常に重いものとなり厳しい財政運営が予想される。今後は、地方債の新規発行を伴う普通建設事業を抑制していかなければならない。
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