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地方財政ダッシュボード

宮崎県諸塚村の財政状況(2013年度)

🏠諸塚村

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

平成23年度・平成24年度の0.16と同じ値ではあり、類似団体平均に対しても同じ数値となっています。近年は、横ばいの状態が続いていますが、財政基盤が弱いことを示す数値となっています。人口の減少と高齢化(高齢化率:平成26.10.1現在40.8%)、長引く景気低迷による税収の伸び悩み等が税収減の主な要因でもあります。

経常収支比率の分析欄

平成24年度の81.8%に比較し、3.5ポイント低い数値となり、類似団体の平均より0.4ポイント低い数値となっています。この指数は小規模な自治体におきましては、依存財源であります「普通交付税」等の額により数値の変動がありますので、適正で十分な管理が必要な指数となっています。今後とも、職員数の適正管理や単独事業の見直しなどを行い、より一層の行財政改革に取り組んでいきたいと思います。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成24年度の445,606円に比較し、6,468円低い数値となりましたが、類似団体の平均355,101円よりも84,037円高い数値となっています。人件費は3名の退職者に対し1名の採用で職員数が2名減になったことにより、24年度より1千8百万円少ない4億4千1百万円となっており、物件費におきましても、委託料の減により、24年度と比較し4百万円少ない3億9千6百万円となっています。

ラスパイレス指数の分析欄

平成24年度の99.7に比較して、9.1ポイント低い90.6となっていますが、これは国家公務員の次元的な給与改正特例法が終了したことによるものでもあります。また、類似団体平均94.6と比較しても4.0ポイント低い数値となっています。本村では、原則として国の給与規程等に準じ、基準外の特別昇給等もなく、さらに人事評価を昇給、昇格等に反映していますので、毎年低い指数を示しています。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均20.61人と比較すると5.32ポイント高い数値となっていますが、それぞれの自治体の産業構造や地理的条件等が考慮される必要があります。また、人口の減少が著しい中山間地域におきましては、1名の職員がこの指数に占める割合が高いため、退職者や新規採用にかかります計画の管理等が重要となります。なお、平成21年度までの集中改革プランにより、82名の職員数を平成22年4月1日で78名とするプランを掲げていましたが、平成22年4月1日現在で72名と目標を達成しています。

実質公債費比率の分析欄

この指数は、3年間の平均による数値となります。平成20年度にピークの17.6%となり、23年度に12.8%、24年度に11.1%と年々改善された数値となっていますが、類似団体平均9.2%より若干大きな数値となっています。今後も減少傾向が予測されるところではありますが、指数算出の計算式において分母の多くを占める「普通交付税」の額に大きく影響を受ける指数となりますので、慎重な数値の管理が必要となります。

将来負担比率の分析欄

平成20年度からこの指数は示されていません。起債残高等の将来的に負担をしなければならないマイナス要素の地方債残高も年々減少傾向にあります。さらに基金への積み増し等を行うことができましたので、基金残高等のプラスの要素となります総額がマイナス要素の総額を上回り、将来負担額自体がマイナスの数値となり、指数が示されないこととなっています。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

人件費は3名の退職者に対し1名の採用で職員数が2名減になったこともあり、平成24年度の20.2%に比較し、0.5ポイント減少した数値となり、類似団体平均22.6%と比較しても2.9ポイント低い数値となっています。原則としまして国の給与規程等に準じ、基準外の特別昇給等もなく、さらに人事評価を昇給、昇格等に反映させています。

物件費の分析欄

平成24年度の13.3%に比較し、0.8ポイント高い数値となっていますが、これは、物件費は平成24年度より4百万円減となっているものの、充当できる一般財源も減になっていることによるものであります。

扶助費の分析欄

平成24年度の2.0%に比較し、0.2ポイント低い数値となり、類似団体平均2.5%と比較しても0.7ポイント低い数値となっていますが、高齢化率の上昇により、扶助費の比率が増加傾向となっています。

その他の分析欄

平成24年度の15.4%と比較して2.5ポイント低い数値となっていますが、これはウッドピア諸塚の法人移行に伴い、その他の経費は(一財)ウッドピア諸塚への出捐金等もあり、4億1千万円の増であったものの、(財)ウッドピア諸塚からの寄附金を充当したことによるものであります。

補助費等の分析欄

平成24年度の9.1%に比較し、0.4ポイント低い数値となっており、類似団体平均11.5%と比較しても2.8ポイント低い数値となっています。これは、ウッドピア諸塚の法人移行に伴い、補助費等は7千百万円の増であったものの、(財)ウッドピア諸塚からの寄附金を充当したことによるものであります。しかしながら、個々の生産基盤は脆弱であり整備は十分なものではありませんし、林業が中心産業でありますので、生産基盤の弱体化の防止等に対する助成額等の伸びも考えられます。

公債費の分析欄

平成24年度の21.8%に比較し、0.7ポイント低い数値であり年々減少傾向ではありますが、類似団体平均18.5%と比較すると2.6ポイント高い数値となっています。林業を中心とする村となりますので、林内道路網の整備、木材加工施設、椎茸生産施設等の基盤整備に起債事業を活用して力を入れてきた結果、ピーク時には起債残高が58億円に膨らんだ時期もありましたが、平成16年度の償還額7億6千1百万円をピークに減少傾向となっています。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常経費については、平成24年度に比較して2.8ポイント低い数値となっており、類似団体平均60.2%よりも低い数値となっていますが、これはウッドピア諸塚の法人移行に伴い5億1千3百万円の寄附金があったことによるものであります。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

補助率の高い事業の導入、さらには充当率が高く交付税措置の優位な起債事業を実施してきましたので、実質単年度収支の比率がプラスで推移していましたが、平成25年度は地域の元気の臨時交付金等により、歳入は増額となったものの、基金積立を3億5千5百万円行ったことにより、単年度実質収支額が-2億5百万円となっています。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

各会計ともに赤字額はなく、健全な運営がなされている状況となっています。しかしながら、特別会計は、その対象となる一部の住民のための事業を実施していますので、基本的には受益者の負担により運営をされるべきものでありますが、受益者は弱者であることが多く、さらに過疎化が進む中山間地域におきましては、事業としての経営は成り立っていないのが現状でありますので、一般会計からの繰入金に頼っているのが実情となっています。今後も、負担の公平性と均衡性、妥当性の確保に努めていく必要があります。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

林業を中心とする村となりますので、林内道路網の整備、木材加工施設、椎茸生産施設等の基盤整備に起債事業を活用して力を入れてきた結果、ピーク時には起債残高が58億円に膨らんだ時期がありましたが、平成16年度の元利償還金7億6千1百万円をピークに減少傾向となり、25年度の元利償還金は4億5千8百万円となっています。また、債務負担行為に基づく支出額は旧緑資源公団の大規模林道の賦課金となりますが、既に事業が完了して債務負担行為額も確定しましたので、その支出額もピークを越えて減額傾向となっています。なお、公営企業(水道、下水道)並びに組合(し尿処理、ごみ焼却施設等)等への負担も減額傾向にはありますが、施設の老朽化に伴う更新を目前に控えている施設がありますので、今後は十分な計画とその管理が必要となります。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

地方債の現在高がピーク時には58億円に膨らんだ時期もありましたが、年々減少し平成25年度末で29億4千9百万円となっています。さらに、その他の将来負担額も減額傾向にあります。それに対し、起債償還額等の減により基準財政需要額算入見込額が減額となる中に、それを上回る充当可能となる基金への積み増しをすることができましたので、結果的には将来負担額を充当可能財源等の額が上回ることとなりました。なお、将来負担比率の分子は20年度よりマイナス表示となっています。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,