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宮崎県高鍋町:公共下水道の経営状況(2021年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

当町は、認可区域内の主要管渠敷設をほぼ終えており、現在は管渠及び高鍋浄化センターの維持管理に軸足を置いている。収益的収支比率は、使用料収入は増加しているが企業債の償還が令和3年度にピークを迎えたため、横ばい状態が続いている。単年度収支は赤字なので黒字化に向けてさらなる経営改善が必要である。なお平成30年度までの数値は、高鍋浄化センターの長寿命化工事に伴う国庫補助収入及び大規模企業進出に伴う工事負担金収入によるものであり、一時的な要因に左右されないよう経営基盤の強化に努める。経費回収率も100%を下回っており、汚水処理費を使用料収入のみで賄えず一般会計からの繰入金等に依存した状態が続いている。汚水処理原価は、水洗化率の増加に伴い減少傾向にある。今後も水洗化率及び下水道接続率の向上を進めるとともに汚水処理費の圧縮に努めていく。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

平成8年の一部供用開始から27年が経過。管渠については法定耐用年数(50年)に達していないため早急な老朽化対策が必要な状況ではないが、ストックマネジメント計画に基づき、計画的かつ効率的な維持管理及び改築更新を行う。

全体総括

収益的収支比率等各種数値については、前年度と比較すると改善傾向がみられる。しかしながら一般会計からの繰入金に依存している状況には変化がないため、有収水量の向上及び汚水処理費の圧縮等、さらなる経営改善に取り組み一般会計への依存度の減少に努める。また令和5年度から公営企業会計に移行するため、平成29年11月に策定した「高鍋町下水道事業経営戦略」は見直しを行う予定。

出典: 経営比較分析表,

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