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地方財政ダッシュボード

大分県姫島村の財政状況(2015年度)

🏠姫島村

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2015年度)

財政力指数の分析欄

当村の主要産業である水産業は近年低迷しており、財政力指数は類似団体・県平均と比べても低く、人口の減少等により今後さらに低下することが予想されるが、主要産業である水産業の振興及び漁業と共存共栄できる観光の振興に取り組み、税収の確保を図る。

経常収支比率の分析欄

前年に比べて8.0ポイント改善している。主な要因としては、公債費の減があげられる。内訳は、一般公共事業債の減、過疎対策事業債の減、臨時財政対策債の減によるものである。8.0ポイント改善したが、類似団体と比較すると高いので、今後も職員給与費の削減、退職者の補充を必要最小限に抑え、物品調達の見直しなどの歳出削減策を実施し、経常収支比率の減少に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

特別職報酬・給料・職員手当人件費の削減策を行っているが、依然として、国・県平均より高い状況である。これは、定住促進・雇用の場の確保として職員1人あたりの給料を低くし、職員を雇用する施策を実施しているためである。今後も職員給与等の人件費や物品調達の見直し等の物件費の削減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

本村では、定住促進・雇用の場の確保として職員1人あたりの給与を抑え、職員を多く雇用している(ワークシェアリング)ため、ラスパイレス指数は顕著に低くなっている。今後も施策の方向に変更はないため、この水準で推移していく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本村では、定住促進・雇用の場の確保として職員1人あたりの給与を抑え、職員を多く雇用している(ワークシェアリング)ため、職員数は類似団体を比較して多い。今後も引き続き、退職者補充を必要最小限に抑え、人口減における姫島村での最良な職員数を考慮しながら、定員管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

本村は、離島という地理的条件により、漁港・漁場・下水道等の社会資本の整備を重点的に行っており、その大半の財源に起債を充当している。しかし、元利償還金のピーク(平成22年度)を過ぎているため、実質公債費比率は年々減少しているところである。しかし、今後においては、現存する社会資本の更新に多額の費用がかかると推測されるため、将来負担の増とならないよう注視し、計画的に実施していくとともに、借入については交付税措置の多い地方債の借入を中心に考慮し、財政の健全化に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は-248.8%となっている。退職手当支給見込額に対し、多く積立金を保有しており、公営企業債を含んだ地方債現在高より、充当可能基金と基準財政需要額算入見込額が上回っているため、将来負担比率は0%を下回っている。今後の職員の新採用を抑制し、退職手当額を抑えて、また借入については交付税措置の多い地方債の借入を中心に考慮し、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)

人件費の分析欄

定住促進・雇用の場の確保として職員1人あたりの給与を低くし、職員を多く雇用する施策を実施しているため、類似団体と比較して高くなっている。平成26年度に比べて2.3ポイント改善しているが、要因として退職手当組合負担金の減があげられる。今後も引き続き、職員給与費の削減や、退職者の補充を必要最小限にとどめる等の歳出削減策を行い、経常収支比率の減少に努める。

物件費の分析欄

平成26年度と比べて、ポイントに変更はない。今後も引き続き、物品調達の見直し等の経費削減に努め、財政の健全化を図る。

扶助費の分析欄

平成26年度と比べて0.2ポイント減少している。その要因は子ども医療費の助成について平成27年度はその財源を平成26年度から繰り越して実施した地方創生先行型交付金を充当して実施したことによるものと考えられる。平成28年度以降については平成26年度と同様に地方債(過疎対策事業債・ソフト事業)を充当するため、ポイントについては、平成26年度の水準に戻ると考えている。

その他の分析欄

平成26年度と比べて0.2ポイント改善しているが、金額は7,100千円の増となっている。金額の増については、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への繰出金の増が主な要因である。

補助費等の分析欄

平成26年度と比べて0.1ポイントの悪化となっている。主な要因として、出産祝金の増(出生数の増加)が要因と考えている。

公債費の分析欄

平成26年度と比べて5.4ポイント改善している。主な要因は平成13年度借入分(過疎債)の償還完了によるもの(主な事業:ケーブルテレビ建設事業)である。平成22年度が公債費のピークであり、今後も減少していく。今後も、将来負担の増とならないよう、交付税措置の割合の高い地方債を中心に借入を考慮し、財政の健全化に努める。

公債費以外の分析欄

平成26年度と比較して2.6ポイントの改善となっているが、金額としては大きな増減はない(平成26年度:854,866千円、平成27年度:874,804千円増減19,938千円)。今後も引き続き、歳出削減策を実施し、併せて職員の経費削減に対する意識の高揚を引き続き図っていき、財政の健全化を図っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

1人あたりのコストが高いのは、総務費・民生費・衛生費・教育費である。総務費については平成26年度と比較して減少している、主な要因として、普通建設事業費の減(-173,814千円)によるものが主な要因である。民生費については、増となっている。主な要因としては他会計への繰出金の増(+32,955千円)である。衛生費については、増となっている。主な要因としては、普通建設事業費の増(+23,669千円)である。教育費については、増となっている。主な要因としては、社会教育費における普通建設事業費の増(+13,242千円)である。また、商工費については、前年と比較し大幅に増えているが、その要因は、プレミアム商品券を発行したことによるものである。今後も引き続き、歳出削減策により、財政の健全化を図っていくが、平成28年度以降、国勢調査による人口の減少により、住民1人あたりのコストが高くなると推測している。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

1人あたりのコストが高いのは、人件費、物件費、公債費、繰出金である。人件費については、定住促進・雇用の場の確保として職員1人あたりの給与を低くし、職員を多く雇用する施策を実施しているため、全国・県・類似団体と比較して高くなっている。物件費については、主な要因として、消防業務委託料の増(+4,092千円)があり、物件費としても12,321千円の増となっているため、1人あたりの負担額も増となっている。公債費については、1人あたりの負担額は減となっている。平成22年度のピークから徐々に減となっている。繰出金については、全国・県・類似団体と比較しても高く、今年度増額となっている。その理由は、高齢者生活福祉センター特別会計・介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への繰出金の増が主な要因である。今後も引き続き、歳出削減策により、財政の健全化を図っていくが、平成28年度以降、国勢調査による人口の減少により、住民1人あたりのコストが高くなると推測している。

実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)

分析欄

前年度に比べ8.0ポイント改善している。要因としては、財政調整基金に積立を行ったことによる残高の増である(積立額70,000千円)。財政調整基金については、地方財政法第7条により剰余金の1/2を下らない金額を積み立てることとなっているので、法に基づき、積み立てている。今後も引き続き、物品調達の見直し等の事務経費節減や職員給与費の削減、退職者の補充を最小限に抑える等の歳出削減策により、財政の健全化を図る。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)

分析欄

駐車場特別会計のみ実質収支が赤字であり、一般会計以外は前年度と比べて大きな増減はなく、実質収支も黒字である。一般会計については、普通交付税の増による標準財政規模の増が主な理由である。駐車場特別会計については、歳入の不足により実質赤字となっている。今後も引き続き、歳出削減策を行い、また、おおいた姫島ジオパークや姫島車えび祭り等の観光施策の実施による駐車場収入の増を図り、実質単年度収支の改善に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

本村は離島という地理的条件により、漁港・漁場、下水道等の社会資本の整備を重点的に行っており、その大半の財源に地方債を充当している。そのため、実質公債費比率は県内市町村平均と比較すると高い。なお、将来の負担とならないよう、交付税措置のある地方債のみの借入を行い、財政の健全化に努めている。平成22年度が起債償還額のピークであり、実質公債費比率は今後減少していくと考えている。

将来負担比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

将来負担比率の分子の減少は、基金の積立に伴う充当可能基金の増(159百万円)が要因として挙げられる。また、退職手当支給見込額に対して、多く積立金を保有しており、公営企業債等を含んだ地方債現在高より、充当可能基金と基準財政需要額算入見込額が上回っているため、将来負担比率は0%を下回っている。今後も引き続き、物品調達の見直し等の事務経費の節減や、職員給与費の削減や退職者の補充を必要最小限に抑えるなどの人件費及び物件費の歳出削減策を行い、財政の健全化に努める。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

他団体と比較して低くなっているが、その要因は、比較的金額の大きい橋りょう・トンネル、港湾・漁港、庁舎の減価償却率が低くなっているためである。他市町村と比較して、施設の老朽化による維持補修費、改修費等の規模は小さいが、平成28年度に策定した「姫島村公共施設等総合管理計画」をもとに長期的な視点に立ち、健全で持続可能な財政運営の実現を図っていく。

債務償還可能年数の分析欄

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

現在、将来負担比率は0を下回っている。(△248.8%)しかし、施設の老朽化について、長期的な視点に立ち、計画的に対応していく必要があるため、今後も引き続き、物品調達の見直し等の事務経費の節減や、職員給与費の削減や退職者の補充を必要最小限に抑えるなどの人件費及び物件費の歳出削減策を行い、財政の健全化に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

現在、将来負担比率は0を下回っている。(△248.8%)実質公債費比率についても、近年は年々減少している。しかし、今後、清掃センターの建替や簡易水道管の整備等本村の規模にしては、大規模な事業が控えているので、今後の借入についても、従前のとおり、交付税措置のある地方債の借入のみを行い、財政の健全化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

道路においては、減価償却率が類似団体と比較して高い。その理由として、2001年以降新しい道路が出来ていないためである。1人あたりの延長については、完全な離島である本村においては短くなる。橋りょう・トンネルについては、類似団体と比較して低い。その理由は平成25・26年度において、橋りょうの補修を実施したためである。また、1人あたりの資産額については、離島である本村においてはそもそもの橋りょう・トンネルの箇所数が少ないため低くなる。また、港湾・漁港において1人あたりの有形固定資産額が県内で比較して高いのは、本村が四面を海で囲まれていて、基幹産業が漁業であるため、積極的に整備をしてきたからである。認定こども園・幼稚園・保育所において、減価償却率が高いのは、姫島幼稚園において、建築から42年が経過しているためである。

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

一般廃棄物施設においては、減価償却率が高くなっているが、清掃センターにおいて、平成9年に建築し、施設が老朽化しているためである。なお、平成28~31年度で清掃センターの建替えを実施する。消防施設においては、主に各地区の消防団の格納庫と防火水槽があるが、特に格納庫の減価償却率が高くなっている。また1人あたりの面積については、離島であり、面積が狭いため、類似団体と比較して低くなっている。庁舎について減価償却率は他団体と比べて低くなっているが、姫島村役場庁舎において、平成14年に建築し、現在13年経過しているという、比較的新しい状態の為である。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,