大分県中津市：耶馬溪サイクリングターミナルの経営状況（2018年度）

収益的収支比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	100.0	100.0	100.0	100.0	100.0	100.0	100.0

他会計補助金比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	89.7	95.9	74.9	64.6	55.7	53.4	44.5

定員稼働率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）		0.0	1.806831975030345	1.6854517079937577	2.073868562510837	2.2	2.6

売上高人件費比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

売上高ＧＯＰ比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	-143.5	-45850.0	-146.7	-131.6	-130.4	-121.5	-85.0

収益等の状況について

②他会計補助金比率については、平均値と比較しますと高くなっておりますが、近年減少傾向にありますので、継続して減少に努めてまいります。③宿泊者一人当たりの他会計補助金額については、耶馬溪サイクリングターミナルは宿泊事業だけでなくレンタサイクル事業もあることから実際は当該値は低くなると考えられますが、客単価と比較しても他会計へ依存している状況にあります。④定員稼働率については、平均値を下回る状況にありますが、宿泊需要と宿泊料金の均衡が取れていない実態を受けＨ29年度に料金の見直しをする等改善に取り組んでおります。

施設の資産価値

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（千円）						2235.0	1998.0

設備投資見込額

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（千円）						8260.0	0.0

企業債残高対料金収入比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018
当該団体値（％）	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

資産等の状況について

耶馬溪サイクリングターミナルは宿泊とレンタサイクルの2事業を行っており、レンタサイクル利用者の利用満足度の向上を図るためにも定期的な自転車の購入をする必要があります。

利用の状況について

所在市町村の宿泊者数動向については、若干の上昇傾向にあります。また、近隣スポーツ施設での大会時の利用者が利用者内訳の高い割合を占めています。今後、宿泊需要の動向や利便性の向上を考慮し、利用者の増加や収益の増加に努めてまいります。

全体総括

施設運営に関しては、老朽化や総収益における繰入金負担率の高さなど課題があるが、サイクルツーリズム事業という側面からみると、Ｈ28に「メイプル耶馬サイクリングロード活性化会議」の発足、Ｈ29に「台中市とのサイクルツーリズム及び観光友好交流の促進に関する協定」の締結、と市全体で観光誘客に取り組んでおります。これに伴いレンタサイクル事業の利用者は増加しています。これを機にサイクリングを通した体験型観光を推進し滞在時間の延長を図ることで宿泊・レンタサイクルの利用者増加をねらい、収益増加・経営改善に取り組んでまいります。また、現在の経営状況や当該施設の地域住民との関わり等を踏まえ、指定管理者制度の導入や営業体制の見直し等新たな視点での制度の検討を行ってまいります。