事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 苓北町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 6,620人 | 現在処理区域内人口 | 5,393人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,920人 | 現在処理区域面積 | 255ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,600m³/日 | 下水管布設延長 | 74km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、町民の節水意識の向上や人口減少による影響が出ていること、起債の償還金が増加していることから、減少傾向にある。また、令和3年度からは、誘致企業の撤退による使用料収入の大幅な減少が見込まれる。④企業債残高対事業規模費率は0%であるが、起債の償還金は一般会計からの繰入で賄っているのが現状である。⑤経費回収率は、類似団体より高い水準を維持しており、使用料収入で維持管理費を賄えているが、今後使用料収入の減少が見込まれるので、維持管理費の見直しが必要となっている。⑥汚水処理原価は、類似団体より低い傾向にあるが、今後は有収水量の減少が見込まれることから、ストックマネジメント計画に沿った資本費の平準化と維持管理費の削減に努める。⑦施設利用率は減少傾向にあり、類似団体平均値と2ポイントの差まで縮まっている。流入水量の減少で、晴天時一日平均処理水量が減少したことが要因である。施設の稼働状況を適切に行う必要がある。⑧水洗化率は増加傾向にあり、類似団体より高い水準を維持しており、今後も加入促進を図っていく。
老朽化の状況について
③本町の下水道事業は平成6年度に事業を着手しており、管渠の標準耐用年数である50年を経過する管渠がないため更新は行っていないが、硫化水素の発生する区間や重要な幹線については、カメラ調査を行い、現状を把握しておく必要がある。
全体総括
水洗化率は増加しているが、収益的収支比率及び施設利用率は減少傾向にあり、人口減少や節水意識の向上による一人当たりの使用水量が減少していることが考えられる。また、企業の撤退等で、今後は大幅な有収水量の減少が見込まれ、使用料収入の減少が予想される。施設のスペックダウンやストックマネジメント計画に則った適切な更新を行い、維持管理費の削減を図る努力をする。また公営企業会計へ移行し、経営状態の「見える化」を行った上で、料金改定も視野に入れつつ、安定した汚水処理を行う。
経営状況
収支構造
総額2.9億円
総額1.5億円