事業・施設概要
| 都道府県 | 長崎県 | 経営主体 | 平戸市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 28,910人 | 現在処理区域内人口 | 140人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 94人 | 現在処理区域面積 | 9ha |
| 晴天時現在処理能力 | 105m³/日 | 下水管布設延長 | 6km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
当該施設の使用料については、事業開始当初から毎年未収金もなく全て完納されている。使用料等における経費回収率は、昨年度より12.76%向上し63.05%となっており、類似団体平均を多少上回っているものの一般会計繰入金により収益比率100%と依然として他会計に依存した状況にある。令和4年度の汚水処理原価の低下については、施設修繕等が減少したことにより減少傾向となっているが、施設廃止までに施設維持管理のための修繕が増減することも予想されるため、増減推移する見通しである。将来的に事業廃止の方針が決定していることから、過剰な設備投資をすることがないよう、機器更新時期等の見直しによるランニングコストの縮減を図り経営の健全性、効率性の向上に向けて取り組む。
老朽化の状況について
当該施設は、供用開始から20年以上が経過しているが、接続加入世帯が少ないことから施設処理能力に対し19.05%の設備利用率である。このことから稼働年数に対し機械的な負担が少ないため、比較的に健全な設備機器の状態にある。また、適宜、機器更新によるメンテナンスをおこなっており著しく老朽化が生じている状況にはない。
全体総括
当該施設は、平戸市の中でも少子高齢化が進み高齢単身世帯も多い地区である。供用開始後、加入率は60%台を推移しており、今後も人口、加入者の増加は見込めない状況にあり、使用料金の改定の検討を行ったものの、全国平均に対し2倍の料金設定となっている。このことから料金改定による収入増加が見込めず赤字運営の事業となっている。このような事業形態にあることから令和元年度に最適化構想における再編計画による改修案を基に将来的な人口減少も踏まえ事業廃止・継続の検討を行った。検討の結果、令和12年度を目途に事業を廃止し、個別浄化槽処理への転換を図る方針を決定した。事業廃止までの間、必要最低限度の管理経費に留め事業運営を図る。
経営状況
収支構造
総額1,117.9万円
総額484.0万円