事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 北九州市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 交通事業 | 業種名 | 自動車運送事業 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | |
| 在籍車両数(乗合) | 83両 | 営業路線 | 194.7km |
| 年間走行キロ(乗合) | 2,572千km | 年間輸送人員(乗合) | 3,820千人 |
| 乗車定員総数(乗合) | 5,226人 | 職員数 | 232人 |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性について
経常収支比率と営業収支比率がともに100%を下回っており、流動比率は減少傾向、累積欠損金比率は増加傾向にあります。新型コロナウイルス感染症による影響や燃料費高騰のなか、不採算路線の維持や運転者不足などの厳しい経営環境に直面し、乗合バスは全体の8割を超える路線が赤字となるなど厳しい経営状況が続いています。特に、本市交通事業は、広い面積に集落が点在している地域など、人口密度が低くバス利用者が少ない地域における生活の足を確保するとともに、障害者等の外出の機会を確保して社会参加を促進する独自の福祉政策を維持しているため、利用者1回当たり運行経費は公営企業平均値の約2倍と高くなっています。有形固定資産減価償却率はバス車両の老朽化などにより、他団体に比べ高い水準にあります。また、運送収益が減少する中、投資を抑制していることもあり、企業債残高対料金収入比率は低くなっています。引き続き、運送収益の確保に取り組むとともに、企業債の抑制を行いながら、必要な更新等を効率的に行っていきます。
経営の効率性について
R2年度に利用状況を踏まえたダイヤ改正を行った結果、走行キロ数が大幅に減少し、走行キロ当たりの運送原価、走行キロ当たりの人件費が、大きく上がりました。走行キロ数の減少により、後年度、運送原価や人件費が減少することが見込まれていましたが、その後の燃料費高騰等により、走行キロ当たりの運送原価についてはその効果が見られません。今後も、厳しい経営環境が見込まれるため、経済性を考慮した路線の再編や、それに見合った経費の縮減、住民に対する利用促進による収入の確保を図り、経営の効率性を高めていきます。
全体総括
第3次北九州市営バス事業経営計画(R3~R7)の2年目は、利用状況や市営バスに対するアンケート調査での意見を踏まえ、利用実態に即した効率的なダイヤ改正を実施するとともに、運行状況が確認できるバスロケーションシステムの運用を開始するなど、利便性向上に取り組んできました。今後も厳しい経営環境が続くことが見込まれますが、公営バス事業者としての使命を果たすため、市民の足として安全を第一に、良質で安定したサービスの提供を行っていきます。
経営状況
収支構造
総額17.2億円
総額19.4億円