事業・施設概要
| 都道府県 | 島根県 | 経営主体 | 奥出雲町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 13,429人 | 現在処理区域内人口 | 5,098人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,783人 | 現在処理区域面積 | 234ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,477m³/日 | 下水管布設延長 | 117km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経営の健全性について収益的収支比率はH23年度から比較すると約6.3%上昇し、年々改善傾向にある。特にH27年度においては大きく改善していることから、経営健全化に向けた取り組みが成果を上げてきていると言える。企業債残高対事業規模比率については、類似団体の平均値を大きく上回る数値となっており依然として厳しい状況にある。そのため老朽化対策や施設更新の際には、適正な施設規模の把握に努め必要最小限の更新を行うなど、起債残高を増加させないような取り組みが必要である。また、経費回収率については、類似団体の平均値を下回る結果で近年推移していたが、H27年度は平均値を上回る結果となっており、この数値にも経営健全化に向けた取り組みの成果が表れてきていると言える。②経営の効率化について水洗化率については、年々改善傾向にあるものの、類似団体の平均値を下回る結果となっているため、今後も引き続き水洗化率の向上に努めていく。施設利用率についても、類似団体の平均値を下回る数値となっており、今後は将来の人口動態を勘案した適正な施設規模の把握に努め、経営の効率化を図ることが必要である。また、汚水処理原価についても、H27年度の数値は減少したものの、今後とも維持管理費の抑制を図るなど経営の効率化に向けた取り組みが依然として必要である。
老朽化の状況について
本町の農業集落排水事業は平成7年度から供用を開始しており、古い施設では約20年が経過しているところである。管路の耐用年数を勘案すると老朽化の域にはまだ達していないが、今後は起債残高も考慮して老朽化に向けた計画的な対策を講じる必要がある。
全体総括
概ねの指標において類似団体の平均値に達していない、あるいはほぼ同様の数値となりはしたが、全体的に改善傾向にあると言える。今後は引き続き起債残高の縮減及び維持管理費の抑制に努める。その一方で、依然として一般会計からの繰出金に依存している体質であることから、下水道料金については、将来の処理区域内人口の減少を見据えた収益と費用の将来予測を立て、適正な料金を検討していくことが重要である。さらに、引き続き水洗化率の向上に努めることで、施設利用率の向上や汚水処理原価の減少を図るとともに、適正な施設規模の把握に努め、経営の健全化・効率化を目指していく。
経営状況
収支構造
総額3.4億円
総額1.7億円