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島根県浜田市:工業用水道事業の経営状況(2023年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2023年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

契約率

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は類似団体平均値を上回り、全国平均並みとなっており、これは、中国電力(株)三隅発電所2号機の令和4年11月からの運転開始に伴い、令和5年4月から基本契約水量が5,200㎥/日から9,700㎥/日に増加したことが主な要因である。また令和6年度以降も同程度の給水収益が見込まれることから、経常収支比率は同水準で推移する見込みである。なお、「累積欠損金」は生じていない。流動比率は前年度に引き続き、依然として高水準を維持している。また企業債については、今年度に完済となった。料金回収率については、昨年度と同水準となっている。給水原価については、令和5年4月から基本契約水量が5,200㎥/日から9,700㎥/日に増加したことに伴い低下した。また施設利用率、契約率についても、同様の理由で大幅に改善されている。経営全般としては、受水企業の経営基盤が堅固であることや、責任水量契約により料金収入が極めて安定していることから、安定的且つ健全な事業運営を継続している。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

老朽化度合を示す、有形固定資産減価償却率は65.27%で、全国平均を4.11pt、類似団体を8.46ptそれぞれ上回っている状況である。本年度策定した整備計画に基づき、計画的な施設更新を行うとともに、施設ごとの老朽化の状況に応じた、きめ細かな修繕等を行うなど、健全経営の持続化にも配慮した運営に努める。

全体総括

平成8年8月1日から事業を開始し、本年度末現在で、基本料金29円/㎥、計画水量10,000㎥/日のうち受水企業3社に対して契約水量9,700㎥/日を給水している。企業債は今年度に完済となった。収益的収支は、収入が132,534千円で、支出が118,569千円、経常利益は、13,965千円となった。また、総資産は1,171,528千円で、うち現金預金は381,292千円、負債は664,398千円、資本は507,130千円となっている。

出典: 経営比較分析表,

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