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地方財政ダッシュボード

鳥取県智頭町の財政状況(2012年度)

🏠智頭町

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2012年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や全国平均を大きく上回る高齢化率(24年末35.12%)に加え、法人関係の減収等により、財政基盤が弱く、0.20と類似団体平均を大きく下回っている。退職者不補充等による職員数の削減による人件費の削減、投資的経費の抑制等歳出の削減を実施するとともに、町税等の滞納額圧縮など徴収業務の強化に取り組む。

経常収支比率の分析欄

職員の現給保障廃止、特別職の給与カット等による人件費の削減、事務事業見直しによる事業の廃止縮小等経常経費削減を図ったことにより77.2%と類似団平均をやや下回っている。公債費は、平成19年度に償還のピークを越え縮減しているが、中学校改築事業などの新規事業が増加し今後の縮減は見込めない。今後は、事務事業の見直しを更に進め経常経費の削減に努め、町税等の収納率を向上させる等財源の確保に努めることにより、経常収支比率の低下を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成24年度は214,013円と類似団体平均を上回っている。要因としては臨時職員の雇用等、労働関係施策が主なものであるが、今後はこれらの業務も含めた経費についても抑制に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

平成22年度まで特別職20%~30%の給与カットを実施し、一般職は平成22年4月1日から現給保障を廃止した結果、類似団体平均を若干上回る結果となっていたが、平成23年度は類似団体とほぼ同じとなった。今後5年間で大量の退職者が発生し指数の増加が見込まれるため、人件費縮減に向けた努力を行うと同時に職員採用を計画的に実施していく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

保育園が2園あること、給食センターの直営及び林業関係職員の配置等により類似団体平均を上回る13.83人となっている。今後、行財政改革プランに沿って適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債比率は11.6%と改善したが、中学校改築事業等の大規模事業により、また、病院・下水道事業繰出金等により比率の増加が見込まれるため、普通建設事業の選択及び集中化を行う。

将来負担比率の分析欄

平成21年度までは大型事業を実施しなかったため、類似団体平均をやや上回っていたが、平成22年度から地域情報化事業と小学校統合事業を実施したため、平成23年度から類似団体平均を大きく下回り、平成24年度は81.8%となった。また、平成25~26年度に中学校改築事業を実施し、今後も保育園統合事業を予定しており、新規の地方債発行が見込まれるため、適切な事業実施時期の検討や事業規模の整理縮小等により、将来負担比率の圧縮に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2012年度)

人件費の分析欄

一般職は平成22年4月1日から現給保障を廃止した結果、類似団体平均を若干下回る22.3となっているが、今後5年間で大量の退職者が発生し指数の増加が見込まれるため、人件費縮減に向けた努力を行うと同時に職員採用を計画的に実施していく。

物件費の分析欄

各種システム改修等、委託料の増加に加え、臨時職員の雇用等、労働関係施策により類似団体平均に比べ高くなっている。今後は競争入札によるコスト削減を進め縮減を図る。また、他の物件費についても徹底的なコスト意識に基づき削減に努める。

扶助費の分析欄

福祉事務所の設置が要因となり類似団体平均を大きく上回っている。これらは、今後も増加が予想され財政を圧迫する要因となる。

その他の分析欄

その他については、類似団体平均を大きく下回っている。しかし、下水道施設の維持管理費としての公営企業への繰出金が増加傾向にあるため、経費の縮減や料金の値上げ等による健全化を図ることにより、普通会計の負担額抑制に努める。

補助費等の分析欄

ゴミ処理業務、し尿処理業務、消防業務等の一部事務組合負担金、病院事業への補助が増加傾向にある。今後は補助金・負担金等の見直しや廃止、事務事業の見直しを更に行う方針である。

公債費の分析欄

平成19年度に償還のピークは越え、類似団体平均を下回ったが、中学校改築事業等の大規模事業により、また、病院・下水道事業繰出金等により比率の増加が見込まれるため、公債費の負担は非常に重いものとなっているため、地方債の新規発行を伴う普通建設事業を選択及び集中化することとしている。

公債費以外の分析欄

公債費以外については、類似団体平均を下回っているが、年々増加傾向にある。各費目で健全化を図り、普通会計の負担額抑制に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2012年度)

分析欄

普通交付税の増及び、国の臨時交付金の活用により、財政調整基金額、実質収支額及び、単年度実質収支額が増額となっているが、地方税が減少を続けていることに加えて、平成25~26年度に中学校改築事業、また今後保育園統合事業を予定しており、今後も適切な事業実施時期の検討や事業規模の整理縮小等により、現在水準の維持に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2012年度)

分析欄

連結実質赤字額はなく良好な状態であるが、智頭町病院会計は0.63%の赤字となっているため、病院改革プランに沿い、平成26年度の黒字転換を図る。

実質公債費比率(分子)の構造(2012年度)

分析欄

平成21年度までは大型事業を実施しなかったため、元利償還金等は減少しているが、平成25~26年度に中学校改築事業、また今後防災行政無線デジタル化事業、保育園統合事業などの大規模事業を予定しており、新規の地方債発行が見込まれるため、適切な事業実施時期の検討や事業規模の整理縮小等により、現在水準の維持に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2012年度)

分析欄

平成21年度までは大型事業を実施しなかったため、一般会計等に係る地方債の現残高は減少していたが、平成22年度から小学校の改築を行ったことにより増加している。今後、防災行政無線デジタル化事業、保育園統合事業を予定しており、新規の地方債発行が見込まれるため、適切な事業実施時期の検討や事業規模の整理縮小等により、現在水準の維持に努める。また、公営企業等繰入見込額、退職手当負担見込額ともに増加傾向にあり、将来負担額の増加が見込まれる。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,