鳥取県岩美町:国保岩美病院の経営状況(2017年度)
鳥取県岩美町が所管する病院事業「国保岩美病院」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2017年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2017年度
-2,344万円
前年差 +976万円
2017年度
-1.63億円
前年差 -1,750万円
2017年度
9.68億円
前年差 +2,344万円
2017年度
35,341件
前年差 -594件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2017年度
35,341件
前年差 -594件
2017年度
63,397件
前年差 +144件
2017年度
8.08億円
前年差 -1,456万円
2017年度
8.31億円
前年差 +686万円
地域において担っている役割
町民が住み慣れた地域で健康で安心して暮らすため、病院の役割はさらに重要になっている。本町の病院事業は、町内唯一の入院医療機関で、高齢化が進行する中、保健・医療・福祉との連携による地域包括ケアを展開し、中山間地・へき地の医療を守っている。また救急告示病院として毎日当直医師及び看護師を配置し、休日・時間外等の救急医療の確保を図っている。また、在宅医療として訪問診察や24時間のオンコール体制の訪問看護にも取組んでいる。さらに子育て支援のための小児科を標榜し学校医、園医として保健事業に取り組んでいる。
経営の健全性・効率性について
平成29年度決算においては、収入では外来患者数は微増であったが入院で患者数の減及び平均単価の減による減収、費用では医療体制の充実を図るための職員の増員による給与費の増加などにより①経常収支比率は100%を下回ることとなったが、全国平均値及び類似病院値を上回り、高い値を維持している。入院では、ケアミックス病院で急性期と慢性期の病棟として運営しているため⑤入院患者1人1日当たり収益では全国平均等を下回ってはいる。患者数は減少する中で④病床利用率では全国平均値及び類似病院平均値を大幅に上回っており、効率的な病棟運営をしているといえる。また院内処方を継続し薬品収入を確保していることから⑥外来患者1人1日当たり収益は類似病院平均値を大幅に上回っている。一方支出においては、職員確保を進める中で⑦職員給与費対医業収益比率が増加傾向である。また⑧材料費対医業収益比率は、収入が減少した中でコスト抑制や後発医薬品の積極的採用を行ったことにより減少傾向である。③累積欠損金比率についても収入の減少した中で対前年では増加したが、全国平均及び類似病院平均値を大幅に下回っている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率では、建物を平成15年度に新築したため、全国平均値及び類似病院平均値を下回っている。②機械備品減価償却率では、平成15年度の新築時に購入した機器が多いため、全国平均値を上回っていると考える。また、平成28年度に高額機器を更新したため平成27年度からは減少している。③1床当たり有形固定資産では、平均値を上回っている。これは、平成15年新築時は160床であった病床を平成25年度に110床に減床したことが要因となっている。
全体総括
平成29年度決算は経常収支比率及び医業収支比率ともに全国平均を上回り、概ね安定した経営を維持できているといえる。しかし入院で施設基準や療養病棟運営方針の変更により患者が減少した部分もあり当初見込数に届かなかった。他病院及び介護施設とのさらなる連携強化による患者受け入れ、診療報酬の適正な算定による収入確保、計画的な職員配置などによる固定費用の削減など中長期的な見通しのもとで策定した新病院改革プランに基づいた経営の効率化及び経営基盤の強化を進めて行くことが必要である。累積欠損金はこれらの取り組みを進めることでその縮減に務めることとする。老朽化については、特に機械備品において順次更新が見込まれるが、費用対効果を踏まえ計画的な投資を行うことが必要である。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保岩美病院の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の岩美町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。