鳥取県岩美町:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
鳥取県岩美町が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
本町の水道料金は全国平均とほぼ同水準である。①経常収支比率は前年度と比べて2.19pt減少し、健全経営の水準とされる100%を下回った。また、全国平均及び類似団体平均値を下回っており、未収金の収納強化、維持管理費の削減など経営状況の見直しを図り、更なる経営改善に向けた取組が必要である。②累積欠損金比率においては、累積欠損金は発生していない。③前年度と比べて流動資産、流動負債ともに減少し、流動比率においては82.23pt増加した。全国平均を上回っているが、類似団体平均値は下回っている。流動比率100%以上であり1年以内の償還財源の確保はできている。④企業債残高対給水収益比率においては、前年と比べて29.23pt減少したものの全国平均及び類似団体平均値と比較すると、企業債残高は過大であり、将来世代への負担が重くなっている。建設改良事業財源については、企業債以外の国庫補助等の財源の更なる活用を実施する必要がある。⑤料金回収率は、100%を下回っており、前年度と比べて4.34pt減少し、全国平均及び類似団体平均値を下回っている。物価高騰等による影響が今後も予測され、維持管理費の抑制が必要である。⑥前年度と比べて総費用、有収水量ともに増加し、給水原価は9.37円増加した。全国平均を上回っているが、類似団体平均値を下回っている。⑦施設利用率は、前年度と比べて2.4pt増加し、全国平均及び類似団体平均値より高い。⑧有収率は、前年度と比べて2.17pt減少し、全国平均及び類似平均値を下回っている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、前年度と比べて2.15pt増加しているが、②管路経年化率とともに、全国平均及び類似団体平均値を下回っており、他団体と比較して施設や管路の老朽化は進んでいない。③管路更新率は、前年度と同様に全国平均及び類似団体平均値を下回っており、管路の更新ペースを上げる必要があるといえる。本町では中長期的な事業計画を策定した「岩美町水道事業経営戦略」に基づき、老朽化の著しい水道施設から国庫補助等を活用した管路等施設の耐震化、基幹水道構造物の耐震化を順次進めているところである。この耐震化推進事業により更なる有収率の向上、管路更新率の向上を目指したい。
全体総括
本町は累積欠損金はなく、水道料金は全国平均とほぼ同水準であるが、経常収支比率は100%を下回ったため、経営に必要な経費を水道料金等でほぼ賄うことができていない状況にある。今後も人口減少、節水型機器の普及等により給水収益は減少傾向にあると予測され、維持管理費については、今後の物価高騰の影響で増加することが見込まれる。未収金を減らすため、料金の収納強化を図り、確実に料金収入を確保し、経営戦略を基本に引き続き、徹底した効率化、経営基盤強化と財政マネジメントの向上を図っていく必要がある。災害時に備えた管路及び構造物の耐震化等、今後も老朽化した施設の更新は必要となっていくが、これ以上企業債残高が過大となると将来世代への負担も増大となる。国庫補助金の充実を国に要望するとともに、あらゆる財源を活用し、企業債の借入れを抑制し中長期的な経営改善に努める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
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ページ上部の岩美町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。