事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 高野町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 2,944人 |
| 現在給水人口 | 329人 | 給水区域面積 | 125ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
少子高齢化による人口減少が進んでいることから、給水需要は減少傾向にあり、簡易水道事業を取り巻く財政環境・経営環境はともに厳しいものとなっている。料金収入は前年度と比較しわずかに減少したものの、委託料等の営業費用の減少幅が料金収入の減少幅を上回ったことから、①収益的収支比率は改善した。計画的な地方債償還の実施と起債の抑制によって地方債残高が圧縮されているため、④企業債残高対給水収益比率は毎期減少しているが、設備の老朽化に伴う改修等が今後必要となってくるため、今後将来的に上昇していくことが予測される。有収水量の微増と経費の圧縮により⑥給水原価が減少し、それに伴って⑤料金回収率は前年度と比較し改善した。給水人口が前年度からわずかに増加したことから、配水量・有収水量がともに増加した。そのため、⑦施設利用率は改善したが、配水量の増加幅が有収水量の増加幅を上回っているため、⑧有収率は前年度と比較し低下した。給水原価の一部は基準外繰入によりまかなわれており、経営改善に向けた努力が必要である。
老朽化の状況について
簡易水道事業の管路は、富貴地区については平成2年度から平成8年度にかけての布設替工事以降、神谷地区に至っては昭和29年度の供用開始以降更新を行っておらず、老朽化が著しく、早急な更新が喫緊の課題である。しかしながら、財源確保が困難であり、必要最小限の歳出で破損箇所の修繕などの漏水対策を行っている。
全体総括
人口の減少により給水需要の増加が見込めない一方で、施設の維持管理に係る費用負担の増加と、重い地方債償還の負担により、給水原価は高い水準にある。経営は一般会計からの繰入に頼っており、改善に向けた取り組みが必要である。また、老朽管の更新が必要であり、将来の水需要を勘案した適切な更新投資の実施や、維持管理の合理化を行うとともに、料金改定を含めた財源確保に取り組む必要がある。
経営状況
収支構造
総額1,666.1万円
総額958.9万円