事業・施設概要
| 都道府県 | 和歌山県 | 経営主体 | 高野町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 3,045人 |
| 現在給水人口 | 308人 | 給水区域面積 | 125ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
簡易水道事業は著しい給水人口の減少傾向が続いており、財政環境・経営環境はともに厳しいものとなっている。①収益的収支比率と⑤料金回収率は、料金収入が減少した一方で、委託料等の費用と地方債償還金がともに増加したことから、前年度と比較し低下した。償還による地方債残高の圧縮で毎期減少してきた④企業債残高対給水収益比率は、設備の老朽化対策に伴う改修が必要となることから、今後増加していくことが予測される。⑥給水原価は、前年度と比較し有収水量が増加したことから減少したが、依然類似団体平均を上回っている。⑦施設利用率が類似団体平均を上回り大幅に改善しており、⑧有収率も徐々に改善しつつある。しかしながら、給水原価の大半は一般会計からの繰入により賄っており、経営改善に向けた努力が一層求められる。
老朽化の状況について
現在、管路は破損個所の修繕で対応しているが、富貴地区については平成2年度から平成8年度にかけての布設替工事以降、神谷地区に至っては昭和29年度の供用開始以降更新を行っておらず、老朽化が著しい。早急な更新が喫緊の課題であるが、財源確保が困難であるため、職員が漏水箇所を修繕するなどし必要最小限の歳出で漏水対策を行っている。
全体総括
給水人口の減少により料金収入の確保が厳しい一方、施設維持に係る費用負担の増加と重い地方債償還の負担により給水原価は高い水準にある。経営は一般会計からの繰入に依存しており、改善に向けた取り組みが必要である。また、老朽管の更新が必要であり、将来の水需要を勘案した適切な更新投資の実施や、維持管理の合理化を行うとともに、料金改定を含めた財源確保に取り組む必要がある。
経営状況
収支構造
総額1,693.7万円
総額1,264.2万円