和歌山県海南市:海南医療センターの経営状況(2022年度)
和歌山県海南市が所管する病院事業「海南医療センター」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
救急医療・小児医療の役割を担っており、救急の受入体制の強化のほか、地域医療機関との連携強化により紹介・逆紹介の促進や適切な退院支援に努めている。また、新型コロナウイルス感染症の対応についても重点医療機関としての入院患者受入や診療・検査医療機関として発熱者の対応等にあたってきた。
経営の健全性・効率性について
収益は入院・外来ともに患者数は前年度比で微減でコロナ禍前には戻らないままだが、単価が増加したことで入院・外来ともに収益は増収で新病院開院後最高額となった。また前年度に引き続き国県補助金の受け入れがあり、収益全体でも増収となった。費用では収益の増加に伴って材料費が増加したほか、電気料金や物価高騰の影響も受けて経費が増加するなどで費用全体でも増加となったものの最終損益は増加、5期連続の最終黒字を計上。また利益計上に伴って累積欠損金比率が減少、4期連続で類似病院平均値を下回っている。
老朽化の状況について
平成25年3月に新築移転、有形固定資産全体での減価償却率は類似病院平均値を下回る状況が続いている。器械備品では令和元年度に比較的高額の設備更新を行ったことで減価償却率が類似病院平均値を下回り、以降も継続。器械備品では今後、更新時期を迎えるものも出てくるが、負担の平準化や経営状況などを勘案しながら、計画的な設備更新を進めていく予定。
全体総括
令和4年度は、入院・外来収益ともに前年度比で増収、費用も増加したものの国県補助金の受け入れ等もあり、経常収支は5期連続の黒字となった。特に比較的重症度の高い新型コロナ患者の受け入れを行っていたことも入院収益を押し上げる一因となった。令和5年度においては新型コロナ関連の診療報酬の特例の終了に伴い単価が前年度を下回る見込みであることなどから、入院収益など基幹的収益の回復が見通せず、また医療人材の確保や人件費の上昇が懸念される。今後も引き続き、地域医療機関との連携強化や救急受入体制の強化等により収益増を図りながら、計画的な設備投資や補助制度等の活用により企業債償還や減価償却費負担の低減・平準化を図り、安定的な病院運営を目指す。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
海南医療センターの2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の海南市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。