事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 上郡町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 小規模集合排水処理 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | I2 |
| 行政区域内人口 | 13,802人 | 現在処理区域内人口 | 26人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 26人 | 現在処理区域面積 | 1ha |
| 晴天時現在処理能力 | 21m³/日 | 下水管布設延長 | 1km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%以上で、単年度収支は黒字となっている。しかしながら、一般会計からの繰入金に依存しており、使用料収入の確保、費用削減などの経営改善を図っていく必要がある。②累積欠損金が発生しており、類似団体平均値と比較すると高い傾向にある。③流動比率は、29.3%で類似団体平均値よりも低くなっている。企業債償還が多額であることが主な要因であり、支払いに必要な資金を当該年度の繰入金等で賄っている。④企業債残高対事業規模比率は3,559.1%で、類似団体平均値より高くなっている。事業開始時に投資した企業債の残高が多いことが要因となっており、今後は大きな更新の予定はないため、減少していく見込みである。⑤経費回収率は16.36%で、汚水処理に係る費用の大半を一般会計からの繰入金により賄っている状況である。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値より高くなっているが、これは地理的要因により加入件数が少ない地域で実施している事業であることが主な要因となっている。⑦施設利用率は、類似団体平均値よりも高くなっているが、今後は人口減少により数値は低くなっていくことが予測される。地理的に他の処理区との統廃合は難しく、適切な施設規模、最適な処理方法を検討する必要がある。⑧水洗化率は100%であり、区域内の整備は完了している。
老朽化の状況について
小規模集合排水処理事業については、区域内の整備が完了しており、供用開始から20年以上経過しているが、近年管渠等の更新は行っていない。今後の老朽化対策については、日常生活や社会活動に重大な影響を及ぼす事故や機能停止を未然に防止するため、限られた財源の中で、効率的で計画的な老朽化対策について検討し、実施していく予定である。
全体総括
小規模集合排水処理事業は、区域内の整備が完了しており、水洗化率は100%となっている。一方、地理め過去に投資した企業債の残高が高い水準にあ的要因で加入件数の少ない地域で実施している事業でり、その償還のための費用が多額になっている。あるため、使用料収入だけで汚水処理費を賄うことがまた、上郡浄化センターの機械・電気設備等の長できず、一般会計からの繰入金に依存している状況で寿命化対策による更新工事などで投資に伴う経費ある。が増加していく見込みである。今後は、更に人口の減少が予測されることから、適今後は、人口の減少により有収水量の増加は見切な施設規模、最適な処理方法を検討する必要があ込まれず、使用料収入も減少していくことが予測る。されることから、投資の効率化や維持管理費等の削減を図るとともに、安定的な経営に向けた使用料収入の確保のため、料金改定について検討していく。また、施設の統廃合を推進し、下水道施設全体の更新事業量の最適化に取り組み、効率的で健全な経営に努める。
経営状況
収支構造
総額653.9万円
総額477.1万円