事業・施設概要
| 都道府県 | 三重県 | 経営主体 | 熊野市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 18,068人 |
| 現在給水人口 | 16,394人 | 給水区域面積 | 1,910ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率について5年間平均が41.32%と紀和水道の単年度収支が大幅な赤字であることが分かります。類似団体のほぼ2分の1という低い数値です。④企業債残高対給水収益比率についてこの指標は、給水収益に対する地方債残高の割合を示すもので、全国平均の約3倍、類似団体でも約2倍と高くなっています。⑤料金回収率について5年間の平均が、18.48%と類似団体の31.41%の2分の1以下になっています。これは、水道料金収入が類似団体の2分の1以下であることを示しています。⑥給水原価について全国平均より約70円高いが、類似団体とはほぼ同額で26年度は、約200円安くなっています。これは、給水原価が妥当なものであることを示しています。また、地方債償還額も給水原価に含まれることから、紀和水道の地方債借入額が他団体と比較して決して大きなものでないことが分かります。⑦施設利用率について近年減少傾向にあります。この要因は、人口減少によるものと考えられます。無駄のない浄水場管理がされていることが分かります。⑧有収率について全国平均、類似団体と比較してかなり高い数値となっており、作り出した水が有効に利用されていることが分かります。
老朽化の状況について
更新率が0%になっているのは、紀和地区の水道施設が西部簡易水道の一部を除き、平成15年以降に整備しているため、ここ5年間管路の更新していないことによります。
全体総括
1.経営の健全性・効率性について①、④、⑤のグラフから、厳しい経営状態にあることが分かります。類似団体と比較して安い水道料金であることが、主要因であると判断できます。一方、⑥、⑦、⑧のグラフから、効率のよい維持管理と妥当な支出であることが分かります。このことから、紀和地区水道事業は、効率よく運営されているものの、健全な経営には一層の改善が必要な状態にあると言えます。今後も経営分析を行い、料金改定など必要な措置を講じることが必要です。2.老朽化の状況について西部簡易水道の一部で昭和50年代に布設された水道管がまもなく耐用年数を超え、更新が必要となってきます。更新費用が水道料金として住民負担となるので、無理のない更新計画の策定が必要です。
経営状況
収支構造
総額3.3億円
総額3.4億円