事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 磐田市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 167,375人 | 現在処理区域内人口 | 1,657人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,584人 | 現在処理区域面積 | 57ha |
| 晴天時現在処理能力 | 891m³/日 | 下水管布設延長 | 34km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性において、「①経常収支比率」は100%を超えており、収支の均衡は保たれているが、「⑤経費回収率」は電気代の高騰により動力費が増加したため、前年度よりも13.13ポイント減少し、類似団体・全国平均よりも低く、引き続き100%を下回っており、汚水処理にかかる費用が使用料以外の収入(一般会計からの繰入金)により賄われているため、使用料単価を見直し適切な使用料収入を確保することが必要となる。「③流動比率」においては、流動資産が増加傾向となっていることなどから、前年度よりも23.96ポイント改善され、前年度に引き続き100%を上回っている。「④企業債残高対規模比率」は、類似団体・全国平均より低くなっているが、依然として比率が高い状態となっている。経営の効率性において、「⑦施設利用率」は、前年度よりも0.11ポイント減少し、引き続き類似団体・全国平均よりも低く、将来の人口減少などを踏まえると、今後緩やかに減少していくと考えられる。また「⑧水洗化率」では、類似団体・全国平均を上回っているが、引き続き未接続世帯への啓発活動を実施し、接続率の向上を図っていく。※下水道事業経営の健全性・効率性の向上を図るため、令和2年度から鮫島・浜部集落排水処理施設[農排]を公共下水道施設[特環]に編入(施設の統廃合)した。
老朽化の状況について
磐田市下水道事業(農業集落排水)は、最も古い処理区では平成9年度から資本費投資を開始しており、現時点では老朽管は存在しない。「①有形固定資産減価償却率」については、令和元年度に公営企業会計へ移行したため、累積は非常に低いものとなっているが、減価償却を重ねていくことにより上昇していくこととなる。
全体総括
本市事業の課題として、経費回収率が低く、一般会計からの繰入金に依存している割合が高いことが挙げられる。経営状況を改善するため、令和3年8月から上下水道事業審議会に諮問して使用料の適正化を検討した結果、令和5年4月1日から平均改定率13.9%の使用料改定を行うことで、安定して適正な使用料収入の確保を目指していくこととなった。また、使用料改定に伴い、今後投資・財政計画を見直し、計画的な管路の整備、ストックマネジメントによる施設等の修繕を進め、健全な下水道事業の経営に努めていく。※令和元年4月から地方公営企業法を全部適用したため、平成30年度以前のデータはありません。
経営状況
収支構造
総額2.1億円
総額1.7億円