長野県軽井沢町:国保軽井沢病院の経営状況(2021年度)
長野県軽井沢町が所管する病院事業「国保軽井沢病院」について、2021年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2021年度)
地域において担っている役割
当院は、軽井沢町を中心とした地域を日常医療圏として2次医療を担っている。救急医療に関しては中核的な役割を果たし、軽井沢町におけるセーフティネットの要としての役割を積極的に担っている。一方で、国際保健休養地に立地する病院として、夏季のトップシーズンには常住人口をはるかに超える人口の季節的な変動にも適切に対応できる医療提供体制を整えており、町民はもとより、町を訪れる観光客や別荘客など、多様な患者を受け入れている。新型コロナウイルス感染症対策に伴う発熱外来についても近隣病院と比べ規模が小さいながらも職員が一丸となって大規模病院と同等以上の患者を受け入れている。
経営の健全性・効率性について
平成29年度から単年度黒字が続いていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大や、令和2、3年度は医療機器等の購入(更新)及び施設工事費の増の影響を受け赤字に転じた。医業収支比率は70.4%と類似病院平均を下回り、一般会計からの繰入金に依存している状況である。入院及び外来患者1人1日当たりの収益は増となったが、類似病院平均と比較すると依然下回っている。職員給与額医業収益比率については年々増加してきている状況である。令和2年度より会計年度任用職員制度による職員移行を行ったことと、感染拡大による業務量増により、大幅に給与費が増となった。今後も引き続き適切な施設基準の届出、病床利用率のアップによる収益の確保及び適切な人員配置等による経営改善の検討が必要である。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は類似病院平均・全国平均を上回っている。これは平成14年7月の新築移転に併せて購入した器械備品や建物付属設備等の減価償却がほぼ終わり、老朽化が進んでいることが要因である。計画的な更新の検討が必要であるが、一般会計からの繰入に頼っている中で、費用の捻出は容易ではない状況が続いている。
全体総括
全国的に少子高齢化が進む中で、軽井沢町の医療・介護需要は隣接する他の医療圏に比べ大きく増加する予測となっている。2025年問題に向けた「地域医療構想」や「地域包括ケアシステムの構築」の中での役割を考慮しつつ、自治体病院として地域に必要な医療を提供するため、医療従事者の確保、医療設備の整備を適宜行う必要がある。また、医師をはじめ医療従事者の働き方改革の推進が注目されている中、適正な労務管理をおこない、人件費の抑制に努め経営改善に繋げる必要がある。今後も新興感染症の感染拡大時に備えた平時の取組みを続けるとともに、国際休養地に立地する救急告示病院として、地域の基幹病院をはじめ近隣の医療機関との連携をさらに強化しながら病院完結型から地域完結型医療の推進に努める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保軽井沢病院の2021年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の軽井沢町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。