地方財政ダッシュボード

長野県上田市:末端給水事業の経営状況(2023年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度

共有

事業・施設概要

都道府県長野県経営主体上田市
事業区分末端給水事業会計適用区分法適用
類似団体区分A3行政区域内人口152,002人
現在給水人口129,413人給水区域面積11,773ha

注:人口・面積は当該年度値。

経営の健全性・効率性について

経常収支比率が100%を超え、累積欠損比率が0%であることから、経営の健全性は保たれていると考えられます。しかし、料金回収率は100%を超えてはいるものの余裕がある水準とまでは言えない状況にあります。流動比率は、令和元年度の457.02%から令和4年度の350.03%まで悪化したものの、令和5年度に400.56%まで改善していることから、短期の支払能力である100%以上を維持しており、健全な状況にあります。企業債残高対給水収益比率は、令和元年度以降令和5年度まで数値は低下傾向にあるものの、類似団体平均値に比較した場合には高い数値にあることから、今後の更新と起債のバランスを適正化を行いつつ、必要に応じて、適正な料金改定により給水収益の増加を検討する必要があります。給水原価は、類似団体平均値より低い水準で推移しているものの、上昇傾向にあることから、施設の老朽化が進む中、今後の更新により更に給水原価が上昇するため、給水原価に見合った供給単価の適正化(料金改定)を考える必要があります。施設利用率は、人口減少や節水機器の普及等の社会情勢の変化により、低下傾向にあることから、配水能力に余剰が生じています。有収率は令和元年度以降令和5年度まで、おおむね安定的に推移しているものの、類似団体平均値より低い水準にある。この主な原因は管路の老朽化に伴う漏水によるものと推定されており、漏水を解消することが必要となっています。

①経常収支比率
②累積欠損金比率
③流動比率
④企業債残高対給水収益比率
⑤給水原価
⑥施設利用率
⑦有収率

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は増加傾向にあり、令和5年度には54.45%まで上昇しています。管路経年化比率も同様に増加傾向にあり、施設の老朽化が進行しており、法定耐用年数を超える管路が増えています。その反面、管路更新率は類似団体平均値と比較して低水準であるとともに低下傾向であることから、管路の更新は老朽化の進行具合に比較して追いついていない状況となっています。

①有形固定資産減価償却率
②管路経年化率
③管路更新率

全体総括

現状を総じて健全経営を維持しているが、今後、人口減少や節水機器の普及等により料金収入が減少する一方で、多大な施設を維持していることから、施設の更新費用、修繕費用の増加が見込まれます。老朽化している施設は、アセットマネジメント等に基づき、計画的に更新を進めていきます。配水能力に余剰が生じている施設については、施設の統廃合(ダウンサイジング)等により、施設規模の適正化を図っていきます。有収率の低さについては、漏水が主な原因と推定されていることから、漏水調査を実施して、漏水箇所の補修・更新を継続的に実施し、有収率の向上に努めていきます。今後は、経営状況の改善のため、料金改定も含めて検討を進めるとともに、「安全」「強靭」「持続」を基本とした経営基盤の充実・強化を進めていきます。

経営状況

総収益・総費用
経常損益
当期損益
国・都道府県補助金
他会計補助金・繰入金

収支構造

①収益構造

総額30.6億円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額25.6億円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

1か月10m³当たり家庭用料金
1か月20m³当たり家庭用料金
現在給水人口
年間総配水量
年間総有収水量
給水人口一人当たり配水量
最大稼働率
負荷率

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」、総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2023年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

自治体本体の財政も見られますか?

ページ上部の上田市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。