事業・施設概要
| 都道府県 | 福井県 | 経営主体 | おおい町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 8,450人 | 現在処理区域内人口 | 1,405人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,306人 | 現在処理区域面積 | 51ha |
| 晴天時現在処理能力 | 980m³/日 | 下水管布設延長 | 22km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率、⑤経費回収率から見ると、両者とも100%未満であり、年度によっては総収益の約3/4を一般会計繰入金に依存している状況である。また、どちらも推移グラフは右肩下がりと健全性は低下傾向であったが、H27は回復した。また、⑥汚水処理原価は近年は増額傾向にあったが、H27でやや下げることができた。しかし、類似団体平均値よりも高いため、引き続き汚水処理費用の削減が必要である。④企業債残高対事業規模比率では、類似団体と比較し、低水準で推移しているが、地方債残高が少ないことが要因である。⑦施設利用率については、人口減少により低下傾向にある。⑧水洗化率については、下水道管路の整備が完了していることから、今後も横ばいが続くものと予想される。
老朽化の状況について
本町の下水道事業は、平成5年から管路整備を行い、平成12年に供用を開始している。このため、最も経年している管路で23年となっている。従って、耐用年数の観点から考えても現状としては管路の更新・老朽化対策は実施していない。一方、40年を経過する管路においては陥没等の事故率が高くなることから40年から耐用年数である50年を目途として管路の更新・老朽化対策を計画する必要があると考える。但し、事前に点検を行い、その時の状況に即して更新を行う計画を考えている。また、重要な幹線管路については定期的に管内点検を実施していく。
全体総括
本町の下水道事業は、その整備が完了していることから今後大幅な加入世帯の増加が見込めないこととスケールメリットの得にくい地域性などが課題として挙げられる。短期的な対策として、未接続世帯の加入を促進することが重要であるが、水洗化率が90%を超えているため、伸び幅が狭く水洗化率は横ばいが続くものと予想される。長期的な対策として、今後、人口減少化社会を迎え、施設の余剰能力が生まれることが見込まれる。その余剰能力の運用方法として他の下水道事業エリアとの統合を検討し、費用の圧縮、料金収入の増加を考えていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額6,877.3万円
総額4,526.7万円