事業・施設概要
| 都道府県 | 福井県 | 経営主体 | 坂井市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 92,761人 |
| 現在給水人口 | 92,727人 | 給水区域面積 | 16,209ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、平成25年度から3年連続で赤字となっており、⑤料金回収率も、全国・類似団体の平均値を下回りながら漸減となっている。平成27年度より、全国的に見てもその業務内容が多岐にわたる、包括的民間委託が実施されたところであり、経営の効率化に関する改善は進められた反面、少子高齢化に伴う人口減少や節水意識の向上による収益減など、経営環境の悪化による影響を吸収するまでには至っていない。今後は、施設の老朽化に対応する修繕費など、費用の増加も見込まれるところであり、なお一層の経営の効率化を進める考えではあるが、経費削減などにも限度がある中では、将来の料金改定についても考慮していく必要がある。また、⑦施設利用率はさらにその効率性を高めており、④企業債残高対給水収益比率も適正値を示している。⑧有収率に関しても、前年までの減少傾向からの回復が見られており、今後も継続して漏水調査や修繕を行い、有収率の向上に努めていきたい。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、全国・類似団体の平均値を上回りつつ年々増加しており、資産老朽化の進行が見て取れる。②管路経年化率については、全国・類似団体の平均値を下回ってはいるものの、法定耐用年数を超えた管路は確実に増加しており、一方③管路更新率は全国・類似団体の平均値を下回っており、管路の更新が停滞していると言える。更新等の財源の確保、投資計画等の見直しに着手する必要がある。
全体総括
市人口減少の進展により、料金収入の劇的な改善は見込めず、施設老朽化による費用増加等は、ますます財政を圧迫することになる。ただ、③流動比率から見て取れるとおり、短期債務に対する支払い能力は充分に確保されており、現時点での経営の効率性、財政の健全性は概ね確保されていると考える。今後は、この効率性、健全性が保たれている間に、資産維持費を含めた適正な水道料金などの収入を確保することにより、経営改善を進めていきたい。
経営状況
収支構造
総額17.3億円
総額18.4億円