事業・施設概要
| 都道府県 | 栃木県 | 経営主体 | 那須町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 25,194人 |
| 現在給水人口 | 20,125人 | 給水区域面積 | 18,501ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性について、当該年度は、前年度に引き続き経常収支比率が100%を超え、黒字経営を維持できている。さらに、料金回収率、給水原価は年々改善されており、流動比率も類似団体平均値及び全国平均を上回っていることから、短期的に見た経営状態は良好であると判断できる。しかし、料金回収率は依然100%を下回っており、事業費用を給水収益で賄えていない状況が続いている。また、企業債残高対給水収益比率については、年々減少傾向にあるものの、類似団体平均値及び全国平均より高く、借入残高が多いことが分かる。経営の効率性については、施設利用率、有収率共に2/3に満たない数値であり、効率的な運用ができているとは言えない状況である。特に有収率については、類似団体平均値及び全国平均と比べて数値が著しく低く、給水収益減少の一因となっている。また、施設利用率が年々増加しているのに対して、有収率は減少が続いていることから、施設能力が過大であること、漏水等で水道水が収入になることなく失われていることが分かる。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率及び管路経年化率をみると、どちらも類似団体平均値及び全国平均を上回っており、水道施設の老朽化が進んでいる。対して、管路更新率は類似団体平均値の半分ほどであり、老朽化に対して更新が追い付いていない状況である。
全体総括
当該年度も引き続き黒字を維持しているが、依然給水収益で維持管理費を賄えておらず、施設能力も過大であることから、バランスの悪い経営状況である。また、水道施設の老朽化が進行した一方、更新が進んでおらず、漏水事故の増加や有収率低下の一因となっている。今後は、経営戦略や水道施設統廃合計画に従って水道施設の更新を進めていく。さらに、令和2年4月1日から水道料金を改定し、経営状況の改善を図る。
経営状況
収支構造
総額6.7億円
総額6.5億円