栃木県益子町の財政状況(2011年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2011年度)
財政力
長引く景気低迷と人口の減少もあいまって、平成22年から0.02ポイント減少し0.59となりました。類似団体の平均と比較すると0.1ポイント低くなっています。東日本大震災の影響により産業の復興を図っている途中であり、税収の伸びは期待できない状況にあります。今後の少子高齢化社会に対応するため、歳入の確保、事業の取捨選択と歳出の削減に努めながら、財政基盤の強化を図っていきます。
財政構造の弾力性
公債費や補助費等については減少しているものの、扶助費の増加や税収の伸びが横ばいのため対前年度比1.3ポイント増の87.8%となっており、類似団体の平均を0.9ポイント上回っています。今後も福祉関係経費の増加が見込まれるため、引き続き行政評価による事務の整理合理化や行財政改革による事務的経費の削減に努めます。
人件費・物件費等の状況
平成22年度から3,114円増加しているが、類似団体の平均と比較すると35,531円低く、同団体内第2位となっています。今後も事務事業の整理合理化を進めるとともに、職員の定員管理による人件費の抑制や物件費等の削減に努めていきます。
給与水準(国との比較)
国家公務員の臨時的給与削減措置(平成24年~平成25年)により前年度対比6.8ポイント増となっていますが、この措置がなかった場合の参考値は97.1で、前年度対比1.2ポイント減となっています。引き続き職務給の原則を遵守し、給与水準の適正化に努めていきます。
定員管理の状況
類似団体平均を2.16ポイン下回る5.39人(前年度対比0.13ポイント減)であり、類似団体中2番目に低い職員数となっています。事務事業の合理化や民間委託の推進等により引き続き定員管理の適正化に努めていきます。
公債費負担の状況
地方債残高の減少に伴う償還額の減少に加え、町が構成団体となっている一部事務組合等における起債償還額の減少により、平成22年度と比較して0.9ポイント減の12.8%となりました。順調に比率が減少しているが、今後大型事業等の実施が予定されているため、特定財源の確保による新規発行債の抑制に努めていきます。
将来負担の状況
対前年度比4.6ポイント増、類似団体の平均を14.7ポイント上回る59.1%となっています。要因としては、学校建築等に伴う基金繰入による充当可能基金額の減、標準財政規模の減等があげられる。今後も、普通建設事業等の実施に伴う公債費の増加が見込まれるため、補助金等特定財源の確保や基金管理等を十分行い、将来負担減少に向けた行財政改革を進めていきます。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)
人件費
人件費に係る経常収支比率は、対前年度比0.8ポイント増の23.6%で、類似団体の平均を0.2ポイント下回っています。職員数の抑制により経常収支比率は低い値で推移しており、今後も給与の適正化等により人件費の削減を図っていきます。
物件費
物件費に係る経常収支比率は、対前年比0.5ポイント増の8.6%であり、類似団体内でもっとも低くなっています。ポイント増加の要因は、震災関係経費の増加に起因すると思われます。物件費の削減については、継続的に取り組んでいるところであり、今後も同レベルの水準を保てるよう努めていきます。
扶助費
扶助費に係る経常収支比率は、対前年度比1.5ポイント増の8.5%で、類似団体内でも高い数値となっています。障がい者自立支援や保育所運営費、子ども手当等の子育て支援関係の経費が主なものです。単価改定による支出額の増加により一般財源充当額が増えたためポイントが高くなっています。
その他
その他の経費に係る経常収支比率は、対前年度比0.2ポイント減の11.1%であり、類似団体の平均を下回っています。区分としては、維持補修費、他会計への繰出金等であり、減少の要因としては、維持補修費の減が考えられます。
補助費等
補助費等に係る経常収支比率は、対前年度比1.1ポイント減の20.1%であり、類似団体内では若干高い数値を示しています。これは、ごみ処理、し尿処理、常備消防、水道事業等を一部事務組合で行っており、その負担金等によるものです。今後は、各種負担金・補助金等の費用対効果を見極めながら、経費の削減に努めていきます。
公債費
公債費に係る経常収支比率は、対前年比0.2ポイント減の15.9%で、類似団体の平均を0.4ポイント上回っています。起債残高の減少とともに元利償還金が減ったことに起因しますが、今後は新たな事業に伴う新規発行も予定されることから、財政上有利な起債の活用に努めるとともに、特定財源の確保による借入額の抑制を図っていきます。
公債費以外
公債費以外の経常収支比率は、対前年比1.5ポイント増の71.9%であり、類似団体の平均値に近い値となっています。増加の要因は、扶助費、物件費の増加によるものです。
実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)
分析欄
財政調整基金残高については、平成23年度の取り崩しにより基金残高が減少し、増加傾向にあった標準財政規模に対する割合が対前年比4.64ポイント減の15.29%となりました。実質収支比率については、決算剰余金(実質収支)の増加により、減少傾向から増加に転じています。実質単年度収支比率については、対前年比0.91ポイント減のマイナス3.14%となりました。財政調整基金からの繰入額が大きかったことが要因となっています。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)
分析欄
連結実質赤字比率は、すべての会計を合わせたときの実質赤字の比率を示すもので、一般会計及び5つの特別会計においてはすべて黒字となっているため、連結赤字比率はありませんでした。
実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)
分析欄
実質公債費比率の分子については、公債残高の減少による元利償還金の減と組合等が起こした地方債の元利償還金の減により、対前年度比3千4百万円の減となりました。これにより、実質公債費比率は前年度から0.9ポイント減少しています。
将来負担比率(分子)の構造(2011年度)
分析欄
将来負担比率の分子については、将来負担額のうち公営企業等繰入見込額を除いてすべて減少していますが、充当可能財源等における基金残高の減少が大きいため、対前年度比で1億4千3百万円の増となった。これにより、将来負担比率は前年度から4.6ポイントの増となっています。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
栃木県益子町の2011年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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