栃木県益子町の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
平成12年度以降連続した伸びを示していましたが、平成22年度は0.02ポイント減の0.61になりました。類似団体の平均と比較しても0.04ポイント減になっています。町の基幹産業である益子焼や関連産業は経済状況の不安定なことにより、依然と低迷している状況にあります。また、町の最大の企業のカメラ部門の撤退により個人・法人関係の税収の伸びが期待できない。農業においても、以前は町の特産品であったたばこの生産も、健康被害等の理由により喫煙者の減により生産農家数が減少している。
財政構造の弾力性
扶助費、繰出金等の増加、徴収率の低迷により前年度対比0.4ポイント増の86.5%、類似団体の平均を2.4ポイント上回っている。引続き財源の確保のため、特別徴収班を中心に徴収率の向上に努めるとともに、企業誘致等新たな財源を見出していく。
人件費・物件費等の状況
類似団体の平均と比較して、人件費、物件費等の決算額がはるかに低くなっている要因としては、ごみ処理、し尿処理、常備消防、水道事業等を一部事務組合で行っていること、町営の保育園、幼稚園をもたないことによるもので、1人当たり76,692円で平成17年度から21年度までは類似団体1位で、22年度は2位となった。今後も人件費削減、定数管理に努めていく中で、委託料等物件費の増加が予想されるので、費用対効果に努めていく。
給与水準(国との比較)
類似団体の平均を上回っているが、職員分布の移動により前年度対比0.04ポイント減となっている。職務給の原則を引き続き遵守し、給与水準の適正化に努めていく。
定員管理の状況
類似団体の平均bを下回る5.52人(前年度対比0.07ポイント増)と類似団体中で2番目に低い職員数となっている。事務事業の合理化や民間委託の推進等により、引き続き定数管理の適正化に努めていく。
公債費負担の状況
既発行債の償還額の減少及び一部事務組合等における地方債に充てたとみられる負担金の減少、新規発行債の抑制により前年度対比1.0ポイント減の13.7%になったものの、類似団体の平均を2.1ポイント上回っている。今後も既発行債の償還額の減少が見込まれるが、新規発行債の抑制に努めていく。
将来負担の状況
前年度対比14.8ポイント減、、類似団体の平均を初めて下回る8.2ポイント減の54.5%になった。この主な要因としては、地方債現在高の減、一部事務組合等への負担金見込額の減、普通交付税の増額に伴う標準財政規模の増、財政調整基金及び学校整備基金の積立による充当可能基金の増額等があげられる。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう、公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
人件費に係る経常収支比率は、類似団体の平均と比較すると、0.4ポイント下回る22.8%、対前年度比1.7ポイント減となっている。要因としては、ごみ処理業務、し尿処理業務、水道業務、消防業務を一部事務組合で行っていることによる。今後、民間でも実施可能な部分については、委託化を進め人件費の削減に努める。
物件費
物件費に係る経常収支比率は、類似団体の平均と比較して8.1%と低くなっている。これは、平成17年度から実施している「財政計画」に基づき、平成22年度以降も引続き物件費の削減に取組んでいることによるものである。今後も物件費の削減に努める中で、民間委託を進めることにより委託料の増が見込まれる。
扶助費
類似団体の平均と比較すると前年度対比0.2ポイント減になったものの、平均を上回る率となっている。この要因としては、障害者自立支援、保育所運営費、児童・子ども手当の給付によるもので、障害者扶助、子育て支援関係に大きなウエイトがあるものと思われる。今後もこのような状況は続くと予想される。
その他
その他に係る経常収支比率は、類似団体の平均と比較して1.7ポイント下回る11.3%となっている。この要因としては、財政調整基金等への積立の減、貸付金の減が考えられる。
補助費等
補助費等に係る経常収支比率は、類似団体の平均と比較して8.1ポイント上回る21.2%となっている。この要因は、ごみ処理業務、し尿処理業務、常備消防業務、水道事業等を一部事務組合で行っているためである。今後、ごみ処理施設の建設が本格的になると、さらに補助費等の増加が見込まれる。
公債費
公債費に係る経常収支比率は、類似団体の平均を0.5ポイント下回る16.1%で、対前年度比1.8ポイントの減となった。この要因は、償還のピークを過ぎ償還額が減少してきたこと、一部事務組合の元利償還金に対する繰出金などの準元利償還金の減少によるものであるが、今後も新規発行債の抑制に努めていく。
公債費以外
公債費以外の経常収支比率は、類似団体の平均を上回る率となっており、前年度対比2.2ポイント増となっている。この要因としては、扶助費、繰出金等の増によるものでる。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
財政調整基金残高については、剰余金の積立みより年々増加し、標準財政規模に対する割合は、前年度から1.51ポイント増の19.93%となっている。実質収支比率については、決算剰余金の減少により平成20年度から3年連続の減少となっている。実質単年度収支比率については、財政調整基金の取崩しにより前年度より1.26ポイント悪化し、マイナス2.23%になった。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
連結実質赤字比率は、すべての会計を合わせた時の実質赤字の比率を示すもので、一般会計及び6つの特別会計においてすべて黒字となったことにより、連結実質赤字比率はありませんでした。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
実質公債費比率の算定にあたっての元利償還金等は、元利償還金及び組合が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等は減少したものの、公営企業債の元利償還金に対する繰入金は増加している。また、算入公債費等は減少したことにより、実質公債費比率の構造としては前年度対比8百万円の増となっている。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
一般会計等に係る地方債の現在高、公営企業債等繰入見込額等の将来負担額はすべて減少し、充当可能財源である充当可能基金、基準財政需要額算入見込額等のすべてが増加している。このことにより将来負担比率算定の分子は、前年度対比6億五千万円の減になっている。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
栃木県益子町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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