事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 東松島市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 38,168人 | 現在処理区域内人口 | 1,495人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,354人 | 現在処理区域面積 | 236ha |
| 晴天時現在処理能力 | 597m³/日 | 下水管布設延長 | 24km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率については、前年度と同様に100%を超えているものの、一般会計繰入金による収入が大きな要因となっている。流動比率については、前年度と比較して20ポイント以上減少している。流動比率が減少となった主な要因は、中継ポンプ等の改築更新に伴う流動資産の減少によるものである。未払金以外の流動負債はほとんどが企業債償還金であり、今後は企業債残高が減少することから、流動比率の改善が見込まれる。経費回収率については、100%を大きく下回り、類似団体と比較しても10ポイント程度下回っている。今後も業務の効率化や経費削減等に積極的に取り組むとともに、使用料収入の確保に努める必要がある。汚水処理原価については、前年度と比較して大幅に増加し、類似団体平均値より高い水準となっている。供用開始から30年以上となり令和5年度から高資本費対策経費に係る繰出基準の対象外となったため、その経費を汚水処理費に計上したことによるものである。今後も業務の効率化や経費削減等に積極的に取り組む必要がある。水洗化率について、前年度と比較してほぼ横ばいであり、類似団体平均値と同水準となっている。今後も継続して普及啓発事業を実施し、水洗化率の向上に努めていく。
老朽化の状況について
令和2年度から法適用しているため、有形固定資産減価償却率は類似団体平均値を下回っているが増加傾向にある。管渠については、整備してから耐用年数の半分程度が経過している状況にあることから、中継ポンプを中心に改築更新等を随時行っている。今後も適正管理を徹底し、計画的な更新を行っていく。
全体総括
経常状況については、経常収支比率が100%を超えているものの、経費回収率が100%を下回っているため、汚水処理費の財源を一般会計からの繰入金で賄っている状況にある。また、人口減少や節水機器の普及等に伴う下水道使用料収入の減少や施設の老朽化に伴う改築更新事業への投資の増大等、今後経営環境がより厳しくなることが想定される。このため、事業運営に係る経常的な費用の削減と施設の計画的かつ効率的な更新事業を実施するとともに、汚水処理の広域化等について検討するなど、健全な経営が維持できるよう努める。
経営状況
収支構造
総額1.7億円
総額1.1億円